1/18 BBR フェラーリ 375 PLUS

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1954 Carrera Panamericana Winner
Umberto Maglioli

1950年から4年間だけ開催されていた「世界で最も過酷なレース」カレラ・パナメリカーナ・メキシコ。
この間、計27人も命を落としており、あまりにも危険ということでメキシコ政府により中止されました。

メルセデスやポルシェ、フェラーリを始めとするカーメーカーがアメリカでの事業拡大を狙って参戦し、当時はかなり熱狂していたそうです。
このマシンは最終年である1954年に優勝した車両になります。
同年のシルバーストンやル・マンでも優勝しており、かなりの傑作といえるマシンですね。

モデルはBBRではめずらしいダイキャストフルギミックになります。
確かに伝説的なマシンではあるのですが、売れ線からはちょっと外れていると思うんですよね。
なぜこれを選んだかはわかりませんが、今でも定価で手に入るのはありがたいです。
これが250LMやF50であったら、創造のつかないような相場になっていたでしょうね。

といっても流石にBBRだけあってクオリティはすさまじいですし、精度も非常に良いです。
目につくところは全て開きますし、エンジン部やシートの質感は圧巻です。
シフトノブなんかが動くというのは他メーカーではあまり見ないギミックです。
エグゾトやCMC以上かもしれません。

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