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1/18 CMC フェラーリ 250 TR
1958 Le Mans 7th Ed Hugus / Ernie Erickson 1958年のル・マン24時間レースに参戦した250TR(シャシーナンバー0732TR)を再現しているようです。 他ラインナップとしてSCCAに参戦したブラックのものと市販車版のレッドのものが存在します。 車名に入っているTRはテスタロッサ(赤い頭)は旧型エンジンとの識別のため赤く塗られたカムカバーからきております。 抉られたようなフェンダーはドラムブレーキの冷却用の為、スカリエッティによりデザインされました。 後期型からはディスクブレーキ採用のためラウンドノーズタイプになってしまいましたが、やはり250TRはこの特徴的な形状の方がよりらしく、カッコいいですね。 モデルは1/18スケールでは最高潮のクオリティを誇るCMCの傑作ですので、見ての通り凄まじいクオリティですね。 燃料を入れたら今にも動きだしそうなエンジン、アルミ削り出しのタンク、本革でできたシートなどなど写真だと本物と錯覚するような精密さです。 ここまでよく出来ていると実際に見るよりも実車の参考資料になるかもしれません。
GT CMCszk
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1/18 EXOTO ポルシェ 934 RSR
1976 Porsche Cup Bob Wollek イェーガーマイスターと並んで人気のヴァイラントカラー。 名門クレーマーレーシングのチューン、ボブ・ウォレックのドライブにより1976年ポルシェカップチャンピオンに輝きました。 エグゾトの工場が中国からドバイに移され、実質的に縮小された影響で他の仕様と比べ、生産数がかなり少ないです。 クオリティとしては中国工場の頃よりも落ちてるイメージですね。 イェーガーマイスターやワークスプロトタイプ仕様の塗装はほとんど劣化はありませんが、こちらにはかなりブツブツが発生しています。 ドバイ移行後のジャガーXJR-9や日産R90Cなども同様の状態なので、ミニカーに関してはメイドインチャイナが安心かもしれません。
GT エグゾトszk
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1/18 Revell NSU 1300 TT
NSUはドイツのオートバイ、自動車メーカーです。 ロータリーのヴァルケンスパイダーなどが有名ですね。 後にアウトウニオンに吸収合併され、アウディになったそうです。 アウディTTの命名はこのマシンから来ており、実質初代TTと言えそうです。 出場したレースなどの情報らあまりに資料がなく私も詳しいことはわかりません。 往年のガルフカラーに丸っこいルックスが非常に可愛いですね。 このモデルはレベルというメーカーのものです。 スロットカー界隈ではよく聞くメーカーですね。 スケールモデルとしてで クオリティの高いイメージはありませんでしたが、当時としてはなかなか悪くない出来ですね。 ヘッドライトのダボ穴なども見えませんし、ドアもしっかり内開きになってます。 古いモデルですが、塗装やデカールも荒れもほぼみられませんので品質としてはミニチャンプス以上かと。
GT レベルszk
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1/18 EXOTO フォード GT40 MK-Ⅱ
1966 Daytona 24 Hours Winner Ken Miles / Lloyd Ruby 映画「フォードvsフェラーリ」を見てから、ずっとこのデイトナウィナーのGT40を探しておりました。 作中で1番盛り上がりどころであるデイトナ24時間レースのシーン。 劣勢を強いられる状況の中、シェルビーは意を決し「7000+ GO LIKE HELL」というボードを掲げます。 それに応えたケンが全開まで回す場面がお気に入りです。 映画公開後は少々プレミア価格となってしまい、手が出しづらい状況でしたが、某オクにてなんとか手に入れることができました。 それでも定価の2倍近くはしましたが…。 ル・マン仕様とはブレーキダクトの有無や、フロントカウルのインテークの形状が異なります。 やはりエグゾトはこの辺の作り分けがしっかりされております。 ただ、ホイールのカラーが若干気になります。 このモデルはシルバーですが、スパークやスロットカーメーカーはゴールド、映画ではレッドとなっております。 実車資料を漁る限り、白黒なのでハッキリとは分からないのですが、おそらくゴールドなんですよね。 いっそ塗ってしまおうか…。
GT エグゾトszk
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1/18 BBR フェラーリ 375 PLUS
1954 Carrera Panamericana Winner Umberto Maglioli 1950年から4年間だけ開催されていた「世界で最も過酷なレース」カレラ・パナメリカーナ・メキシコ。 この間、計27人も命を落としており、あまりにも危険ということでメキシコ政府により中止されました。 メルセデスやポルシェ、フェラーリを始めとするカーメーカーがアメリカでの事業拡大を狙って参戦し、当時はかなり熱狂していたそうです。 このマシンは最終年である1954年に優勝した車両になります。 同年のシルバーストンやル・マンでも優勝しており、かなりの傑作といえるマシンですね。 モデルはBBRではめずらしいダイキャストフルギミックになります。 確かに伝説的なマシンではあるのですが、売れ線からはちょっと外れていると思うんですよね。 なぜこれを選んだかはわかりませんが、今でも定価で手に入るのはありがたいです。 これが250LMやF50であったら、創造のつかないような相場になっていたでしょうね。 といっても流石にBBRだけあってクオリティはすさまじいですし、精度も非常に良いです。 目につくところは全て開きますし、エンジン部やシートの質感は圧巻です。 シフトノブなんかが動くというのは他メーカーではあまり見ないギミックです。 エグゾトやCMC以上かもしれません。
GT BBRszk
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1/18 PMA ポルシェ 906
Targa Florio 1966 Winner Scuderia Filipinetti Willy Mairesse / Herbert Muller 有名な個体であるタルガ・フローリオ優勝車です。 フェラーリの印象が強いスクーデリアフィリピネッティですが、この紅白カラーはカレラ6にも非常にマッチしております。 ミニチャンプスの1/18スケールシリーズでは様々な仕様がリリースされておりますが、こちらは比較的相場が上がりやすいので、なかなか手に入れる機会がありませんでした。 たまたま安い出品を見つけ、入手することができました。 ポルシェのレーシングマシンは直線的でメカニカルなスタイルのマシンが多いですが、その中では例外的にグラマラスなボディをしたマシンですね。
GT ミニチャンプスszk
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1/18 CMC ジャガー C-TYPE
1952 XK120をレース仕様に改造したのがこのジャガーCタイプ。 1951.1953年のル・マンで優勝を飾ったジャガーの記念碑的なマシンです。 角度の付いたヘッドライトや丸みを帯びた大きなボディが可愛らしいですね。 モデルは超精密でお馴染みのCMC。 細かさもそうですが、なにより組み立て精度が素晴らしいですね。 最近は組み立ての酷いモデルばかり買っていたので、一層綺麗に見えます。 やはりこの定価はバーゲンプライスです。 ただ、CMC全般に言えることですがエンジンフードのベルトはどうにかなりませんかねぇ…。 見た目は大変素晴らしいですし、実車同様の着脱方法というのもそそるものがあるのですが、締め直すのに1時間近くかかります。 僕がぶきっちょなだけかもしれませんがw 非常に見応えのあるエンジンなのですが、もう一度見るためにベルトを外すのはちょっとっとなってしまいますね。
GT CMCszk
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1/18 PMA アルファロメオ GTA 1300 junior
24H Paul Ricard 1971 Picchi / Chasseuil 段付きなどと呼ばれるジュリア・スプリントGTAをアルファロメオのレース部門、アウトデルタがチューニングしたマシンです。 大型のフェンダーがスパルタンにリベット留めされていますが、丸みを帯びたボディはどこか可愛らしくみえます。 このポールリカール出場車は中古市場でも見たことがなかったので、入手は半ば諦めていたのですが、とあるコレクターの方から直接お譲り頂きました。 GTAの中では1番有名な個体だと思うのですが、何故かこの仕様のみ702台限定なんですよね。 どういう経緯でそうなったのかは当時を知らないので不明ですが、通常版と比べると若干塗装が綺麗なような気がします。 最近ギミックなしのプロポーションモデルとして再販されましたが、やはりこのスケールは色々なところが開いてなんぼですよね。
GT ミニチャンプスszk
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1/18 EXOTO ポルシェ 910
1967 Targa Florio 2nd Leo Cella / Giampiero Biscaldi 既にセブリングの36号車を持ってるのですが、安かったので。 エグゾトでもかなり初期の作品ですね。 まんまタミヤの1/12スケールのコピーです。 モーターボックスブランドではありますが、レーシングレジェンドのデイトナコブラなどと変わらないクオリティです。 何を基準にブランドを分けていたのかは不明です。 だいぶ古いものですので、塗装の劣化は避けられません。 コンパウンドで磨けば多少良くはなるのですが、いずれコレクションのほとんどがこうなると思うと…。
GT エグゾトszk
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1/18 AUTOart シェルビー トヨタ 2000GT
1968 SCCA ロニー・バックナム TOYOTAブランドを北米市場に売り込む為、当時北米で最も人気が高かったSCCAシリーズに参戦することに。 そこで白羽の矢が立ったがACコブラでお馴染みのキャロル・シェルビー。 彼に委託しそれなりの結果を残しましたが、エンジンのポテンシャル不足からこの1年限りで撤退しています。 華奢なイメージの2000GTですが、シェルビーの手によりスパルタンなGTマシンに一新。 どこかデイトナコブラを彷彿とさせますね。 モデルはオートアートの傑作。 近年もコンポジットモデルとなり再販されておりますが、このシェルビーのマシンはこれ限りでした。 知名度はあまりない個体ですが、個人的にはこのスタイルが1番好みです。
GT オートアートszk
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1/18 Solido ルノー 5 ターボ
European Cup 1981 Walter Rohrl このスケールでは低価格メーカーでおなじみのソリドのモデルです。 ノレブと並ぶ大手フランスメーカーなのですが、自国の一部車両はなかなか目を見張るクオリティですね。 ボンネットのルーバーが抜けていたり、着脱可能なパネルの下にエンジンが再現されていたりと、なかなかに精密です。 と言いましても近年リリースされるソリドのモデルはドアオープンしかギミックのない低コスト仕上げなので注意が必要です。 こちらはダイキャスト値上がり前に設計された古い金型で再販されたものですので、例外的に各ギミックが再現されています。 サンクターボといえばラリーカーというイメージがありますが、そこはやはり低価格ミニカー、ヘッドライトやデイライトの質感が非常に悪くプラスチッキーでしたので、今回はヘッドライト潰されているサーキット仕様を選びました。 スパルタンで非常にカッコいいですね。
GT ソリドszk
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1/18 EXOTO シェルビー デイトナ コブラ クーペ
ツールドフランスなどのレースに出場したシャーシNo.「CSX2300」を引退後、キャロル・シェルビーが個人的に買い戻し、様々なイベントに出展させた車両を再現しております。 ルーフには彼のサインがタンポ印刷されております。 このエグゾトのこのモデルの存在は以前より知っておりました。 かなり探していたのですが、なかなか市場に出ない為とりあえず別ナンバーのモデルで我慢してましたが、不意にフリマサイトで見つけたので、即購入しました。 限定1965台なので、そこまで数は少なくないはずですがエグゾトのレアモデルはなかなか市場に現れませんね。
GT エグゾトszk
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1/18 Mattel Elite フェラーリ 458 イタリア GT2
AF CORSE Le Mans 2011 クラス優勝 Giancarlo Fisichella / Gianmaria Bruni / Toni Vilander 出来の悪さに定評のあるマテルですが、末期のモデルは京商と同程度のクオリティまでレベルアップしています。 特にエンジン部は近年のオートアート以上の細かさですね。 逆に外装はインテークが抜けていなかったり、リベットがデカールだったりでイマイチな印象です。 エリートもやっとここまできたかというタイミングで版権がブラーゴに移ってしまい、今後のフェラーリのダイキャストモデルには期待できなくなってしまいました。
GT マテルエリートszk
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1/18 京商 フェラーリ 575 GTC
ちょうど私のスーパーカーに1番ハマっていたであろう少年時代に最新のフェラーリとしてリリースされたのが575Mマラネロでした。 その頃からディーノや512BBの方が好きだったので正直あのずんぐりとしたスタイルはあまり好きではなかったです。 正直今でもあまり好みではないのですが、ダイキャストのフェラーリモデルがじわじわと値上がりしてきているので、安いうちに買ってしまおうと。 バリエーションはかなり豊富でプロトタイプは2004年仕様と、2005年のエボルツォーネ仕様。 実戦仕様はスパ、ドニントン、エストリル仕様がリリースされております。 こちらはエボルツォーネ仕様になっております。 違いとしてはフロントのカナード、ハチマキ、各デカールぐらいでしょうか。 モデルの出来としては1/18ミニカーの全盛期リリースされただけあり、かなりの気合いを感じますね。 デカールも非常に綺麗に貼られておりますし、カウル、ドアのチリ合いもバッチリです。 その後に出たF40やテスタロッサなんかよりも全然綺麗に仕上がってますね。
GT 京商szk
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1/18 VERSUS ランボルギーニ ディアブロ GTR
売却済 伝説的な存在であるヴェルサスの明石正則氏がカスタムしたワンオフモデルです。 元モデルはオートアート製を使用しております。 塗料にはランボルギーニが純正採用しているPPG製のBianco ISIS - 0060が使用されています。 塗装の技術も相当なものですので、一般的なミニカーとは輝き方、深みが違いますね。 写真だと非常に分かりづらいのですが、実際オートアートのカウンタック 5000S ホワイトと並べて展示すると、カウンタックのホワイトはかなり黄ばんで見えてしまうほどです。 外装各部もカスタムされており、目立つのはよりリアルに曲線のついたヘッドライトカバー、複雑なエッチングに置き換えられたピン、開口部のメッシュ、クリアパーツ化されたサイドマーカーなどです。 このカスタムモデルは前オーナーによると、市販品ではなく明石正則氏が個人的に某オークションに出品されていたもののようです。
GT ヴェルサスszk