ガメラ監督日記(1998)

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ガメラ監督日記
The Day of GAMERA
著者:金子修介/発行:小学館
1998年1月10日初版/264ページ/定価1,400円+税

金子監督の平成ガメラ(三部作)に関する日記風のメイキング本。
内容は、第1作『ガメラ 大怪獣空中決戦』が8割、第2作『ガメラ2 レギオン襲来』が2割といった配分。
1999年公開の『カメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』より前に出た本です。
 
映画の舞台裏のほか、金子監督のフィルモグラフィーがどうガメラに至り、製作を通した出会いや、映画への取り組み、何が出来て、何が出来なかったか、そして自身や環境がどう変わったかなど、ガメラ映画を中心にした金子監督の回顧録とも言える内容。

個人的な注目ポイントはカバーアート。実際には在りえない《怪獣を演出する金子監督の勇姿!》デザインは樋口真嗣特技監督です。
念願の怪獣映画監督になったのに、怪獣を撮れなかった(※怪獣を撮るのは樋口特技監督で、人間のドラマを担当した)金子監督への労い(ねぎらい)として、合成写真で怪獣を指揮する監督の姿を再現したのだと思います。泣かせるなぁ

【追記】2024.03.25更新

今月、復刊ドットコムから再版されるので入手は容易になりますが、カバーアートは変わるようです・・・残念。
(扉絵として収録されました。よかった、よかった。)

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