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THE GOD/SPEAKER TO ANIMALS
★1985年リリース。なぜか今好きになったパンクでロッケンロールなバンドの傑作! リリース当時インディーズブームで、秋田の田舎にいた俺は宝島とDOLLで情報を集めていた。CAPTAIN RECORDからのリリースで、当時スライダースあたりのロックが好きだったからこのバンドもチェックしていたが、なんかのオムニバスビデオ?で映像をみたが、音も悪く全然アンテナに引っかからなかった。メンバーが元STALINやらいろんな触れ込みもあったがその時は興味なし。 数十年経過。ある時大学時代の後輩絡みの人脈か?SNSのフォロワー界隈のつながりで今のLIVE映像があった。 めっちゃかっこいい! リリース当時もちゃんと音源聴いていたら絶対はまっていたはず。当時はほんと情報が取れなくて。しかも秋田じ LIVEなんぞ見れんし。 みんなルーツがPUNKなメンバーなだけに、ギターは強めの歪み。テンポ速めなロックンロールが多いが、ルーズで甲高いNONのVocalがとても耳に残る。なかなか過去のアルバムやら手に入れるのが難しい今、数十年損した気持ちになった。 今でもコンスタントにLIVEやってるし、いずれ見に行かねば! 別のアルバムだが代表曲 https://youtu.be/mm6ZEMkjr3w
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Sonic Youth Daydream Nation
★1988年リリース。ジャケットいいねー。2枚組であることもいいね。すべていいね。 当時SONIC YOUTHをどうやって知ったか昔過ぎてあまり覚えていないが、オルタナ云々が流行っていたころたぶん雑誌とかでちらっと見たと思う。当時はYOUTUBEなんぞもちろんなく、雑誌、ラジオくらいが情報ツールだった。で、気になって雑誌をみたら、Vo&Bassのキム・ゴードンにやられた!ベースの構え、声、全部良い。ツボ。当時自分はPUNKやらBLUESやらフラフラと音楽聞いていたが、ノイジーなやつがツボっていて、そこの趣向も合致した。サーストン・ムーアのナヨナヨな声もなんか気になってしょうがなくなるんだな。 確か1stを最初に聞いたのだが、いいのだがなんかしっくりこなかったんだ確か。でジャケットのゆらぐローソクを見た瞬間このアルバムは買わないとならんという妙な衝動があった記憶がある。 全体的にいわゆるわかりやすい曲が多い。とりあえずTeenage riot。揺らぐエレキ、キムゴードンの呟き、ジュワジュワ絡んでくるもう一本のギター。パッと回りが止まってギターだけでイントロフレーズ!結構長い時間だがこの長さがすご~~くちょうどいいと感じる。1曲目これだともう全部好きになるわな。②~④までそんな感じ。結局ノイジーなソニックスよりこういうほうが好きだった。このままメジャーに言ってむしろちょうどよかったという思い出が。
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Cruyff lovefullstudentnerdthings
★シューゲイザー?オルタナ?とかで括る必要なし!なんだか最高で最強なバンドが急に出た! 以前なんとなく目に入ってきたこのバンドのギタリストのyagi hiromiさん、ギター弾く映像が衝撃的にかっこよくて。NITRODAYのLIVEかなんかだった。もともとパティ・スミス、キム・ゴードンみたいなロック姉さんが大好きで。yagiさんは華奢な感じに見えるのは一瞬で、ジャズマス弾きまくるともうやばい。COOLで狂気を奥に感じさせる感じで気になりまくっていた。そんな彼女の新しいバンドだっていうんで試聴したら、いやいややべ~~これ!とすぐダウンロード。全体的な音以上に、そしてyagiさん以上に気になってしまったのがVo&Gのmasataka watanabeさん。彼がギターつま弾いて歌う⑤「tohoku」。持ってたカップが手元から落ちるくらいの衝撃。予想していなかったから余計びっくりした。おそらく年齢は自分の子供らくらいかと思うが、80歳のばっちゃさむかってつぶやくような歌、歌詞。歌詞に出てくる”奥羽山脈”というワードが故郷の風景を思い浮かべさせるところがツボ。少し涙出ちまったよ。自分は秋田だが彼は実家どこなんかな~~、ばあさん自分の親とそう変わらん歳だな。歌やってる孫の歌いつも涙して聴いてるな~~なーーんていろいろ頭に廻った。 バンドのネット記事とかみるとシューゲイザー云々、オルタナ云々とカテゴライズされがちだが、普通のギター強めなロックなんだな、おらの中では。自分が20代のころ、RIDEやジーザスアンドメリーチェインやマイブラなんかリアルタイムで。後々”シューゲイザー”と言われだしたころ、なんのことかわからんかった。cruyffはcuryff。カテゴライズするのはもったいないくらいオリジナリティあるし。 メンバーのみなさんは若い。きっと音楽大好きで好きなバンドの過去、周辺をたどりまくってるんだろーなーというのが曲を聴いているとよくわかる。 で、なんで最高かっていうと、自分が長年聞いてきたロックのいろんなジャンル?のツボるフレーズ、雰囲気、瞬間がある。それは感じ方人それぞれだろうが、反面共通しているようにも思う。そういったツボるところの音が随所に使われていて。パクリとかではなく、あ~~こういう感じのギターが鳴ってくれればいーなー、ここヴォーカル叫ばねーかな?みたいな時、まさにギターが鳴ってくれる、叫んでくれる!みたいな感じ。好きな音楽に出会うときはその回数の多さが基準になるが、このバンドはめちゃめちゃ回数多かった。やばかった。しかも東北ワード。参りました。 あと1stのTAPEより歌の音レベル低めで、あえて?歌と歌詞を埋もれさせてるところがめちゃよかった。それやられると耳が離れなくなる。ほんとツボだらけ。LIVE見て~~なほんと。 あとぜひアナログ盤で出して欲しい!! https://powerpuffcruyff.bandcamp.com/album/lovefullstudentnerdthings
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the stooges fun house
★1970年リリース。看板曲だらけ。曲がけっこうカッチリしてきた頃かも! A③「t.v.eye」。イントロギターフレーズがループ。頭の中が狂暴になるんだこれ! A①「down on the street」②「loose」はけっこうキャッチーな感じ。どストレートなへヴイーなやつばっかりから幅が広がったんだべな当時。④「dirt」は1stからの雰囲気まんま。ドロドロです。 B①「1970」シンプルなロック!②「fun house」はSAX入る。インストっぽいが歌はいる。LIVEでくねりまくってそう。③「l.a blues」はラストっぽくぐしゃぐしゃなフリーなぶっこわれ曲。らしいな~~これ。 https://youtu.be/CsZ4XIOEKLY
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MC5 TOTAL ASSAULT: 50th Anniversary Collection
★MC5の3枚のアルバムコンプリート!なセット!! MC5のアナログ持ってないな~~とオークション見てたらあったので落札。これいいでしょ! 2018年に50周年ということで発売。 LP1:KICK OUT THE JAMS(1969) LP2:BACK IN THE USA(1970) LP3:HIGH TIME(1971) 兎にも角にも「KICK OUT THE JAMS」なのだが、ゴリゴリでトゲトゲだったのが成長とともに徐々に丸くなっていく様がよくわかる。音楽的にはかっこよくなっていくのだが、最初のインパクトが強すぎたんだな。でもどれも大好き。PUNKでもなくヘヴィーなロックでもない、ガレージ?でもない、まぎれもないMC5サウンドなんだこれは! https://youtu.be/uS1qxHX_gGE
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ASUKA ANDO あまいひとくち
★2018年リリース。日本でラヴァーズロック歌わしたら最強!いや最高!大好きですこの声!! Youtubeでたまたま聞いたのが「今夜がトロピカル」。飲んで頭トロトロになった女子の心をそのまま歌にしたラヴァーズであるべき!な歌、あま~~い声。ツボるバック。どれもこれも好みでやばかった。2021年にアナログリリースということで即買い。正統派ラヴァーズ「あまいひとくち」の名曲度高いし、「あなただってそうでしょ」も正統派でこれ冒頭①②③でやられちゃう感じ。「かなしいほんと」もしっとり歌詞もバックもツボ。結局全部ツボ。ツボとしか説明できない体の一部にしたい気持ちよさしかないアルバムだ。 今夜がトロピカル https://youtu.be/rPC626itsmc あまいひとくち https://youtu.be/yVBdqKse3Kg かなしいほんと https://youtu.be/j1Bd9r4OYqg
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LAUGHIN' NOSE LAUGHIN' CUNTS UP YOUR NOSE
★1995年リリース。ラフィンの代表曲をセルフリメイク!再結成第一弾!! 初期インディーズ時代のザラザラ感とメジャーのさっぱり感のいい感じの中間、しかも全曲スピード上げ気味。そりゃあ気持ちいい。「BROKEN GENERATION」のスピード上げハードVer最高!「GET THE GLORY」も初期っぽいスピード感だが年輪重なった味も加味。正直今のラフィンが最高だ!いまだ新曲も名曲量産。みんなすげーほんと。 https://www.youtube.com/watch?v=vnf9tFkn6wM&list=OLAK5uy_kS96sjJsVDkQClfRaM2HSNIbL-GkaDZGE
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THE FOOLS SILLY BLUES
★1989年リリース。Mr.FreedomなFUNKイメージからFUNKY ROCKな新しいイメージを確立した名作! このアルバムといえばA②「SAKE NONDE PARTY」かな。当時のFOOLSの顔の曲となった気がする。G川田良の必殺イントロ!これコピーしてバンドでやったなー。A①「EASY DRIVER」の疾走感、ギターとベースのユニゾンが気持ちいい。Bassの福島の力も大きい。太くシンプルな中嶋カズと対局の手数多めだがGROOVY!A③「OH BABY」は定番のスロー。これもFOOLSの顔曲だな。B①「SILLY BLUES」は獄中リアルな歌詞がなんか生々しい!B②は明るいロッケンロールな感じ。 これCD化されてないのはなんでか?
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ラフィンノーズ LAUGHIN' CUNTS UP YOUR NOSE
★1995年リリース。ラフィンといえば!な曲をリメイク! 全曲当初のリリース音源よりかっこよし!インディーズ時代のザラザラした感じとメジャーっぽい感じの中間。キャリアを重ねた味もあり。疾走感は倍増し。今だ現役、名曲もたくさん生まれているがやっぱ選曲でいうとこのアルバムのラインナップは鉄板だな。LIVEで演奏したらどれも盛り上がりまくるし。 いまだに一日一回は聴いてる気がする。メジャーのデビューアルバムの音源を10倍ゴリゴリハードにしてスピードあげまくった⑪ BROKEN GENERATION 最高!締めの⑭ GET THE GLORY これも速いやつでもう最高! https://www.youtube.com/watch?v=vnf9tFkn6wM&list=OLAK5uy_kS96sjJsVDkQClfRaM2HSNIbL-GkaDZGE&index=1
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EDDIE HAZEL / GAME DAMES AND GUITAR THANGS (180g)
P-FUNKにはまった理由が彼のギターだった。ファンカデリックの初期のダークデ荒々しいギターを聞いてジミヘンフォロワーなのはわかったが、いやいや、すでにワンアンドオンリーなギターだった。聞いたことのない雰囲気むんむん。深いフェイザーにワウ多用、FUZZはちょうどいい歪み。なんたってGROOVE感が凄すぎるフレーズ、カッティング、ソロ。全部良い!そんな彼の最初で最後のソロ・アルバム。名曲California Dreaminをこんなにドップリ思いFUNKでねっとりギターでやっちゃうか?という入りからもう最高で、全編Bootsyはじめ当時のP-FUNKの最強布陣がバックアップ。歌もギタリストが歌ってるという範疇を超えた、SOULな声で圧倒。いや~~長生きしてほしかった。 アナログはなかなか見つからないうえに高い。なんとかそこそこの値段で手に入った2016年の180G再発盤。
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日本マドンナ 卒業制作
なんの知識もなくぱっとみてうわって衝撃を受けてハマった数少ないバンド。 といっても動画なんかでたまたま目にして知ってはいたが、LIVEがまあ凄かった。 当時メンバー高校生だったと思うが、PUNKが好きなモンが持つツボをまあ的確に突いてきた。 いい感じの演奏の荒さ。いい感じのギターの破裂した歪の音。周辺のものをなぎ倒していきそうなドラム。 そして目ひん剥いて太くやや歪んだBASSをかき鳴らしながら叫びに近い感じで歌い倒すVO。曲も何というか、なんちゃら風の、かつ女の子バンドの何々というのは皆無。まあ自分好みな音の強烈な塊とヴィジュアルが両方ガツンと目と耳と脳みそに入ったもんだから今でもずっとハマってる。初期衝動はこれ!という見本。自分しかわからん感覚だが、自分も高校時代そんな感覚でバンド組んで曲作ってやったもんだ。時空を操れれば当時の自分のバンドと対バンしてみたい。マジで。 このアナログは2010年7月に発売されたCDのリニューアル。自分が見た時のあの頃の音。ほんと色褪せないすごい曲だらけ。一度活動休止して近年復活してるが、今の音も初期衝動と経過した年月の何かが積み重なってさらに素晴らしくなっている。毎度新作が楽しみ。
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WHISKIES
やっと手に入れたWhiskies! いまさらだが、青ちゃんはFoolsの時もそうだがラフに見えて結構かっちりギター弾く。冨士夫絡みのときは遠慮してだだなーって今更再確認。しかしこのシングル、ダルいロックにレゲエにFunkが全部ある。最高! このダル~~いロックンロールな音、いまやってる連中いんのかな?まあいるだろうがなかなか目にしなくなってだいぶ経つな。 ①LAMES ②THROW AWAY ③フラフラ ④CLOSE GAINS 1987年 S.E.X RECORDS, SEXY-003 7インチ・シングル・レコード, 33回転 VO&Gコックサッカーズ、自殺、カノン、WAX、藻の月のジョージ。 VO&G青木真一。 Drフールズの前身バンド・SYZEに在籍していたこともあり、後にフールズのメンバーとなるマーチン。 THE GOD ザ・ゴッドのメンバーだったこともある純一郎がゲスト。 動画 引用 https://youtu.be/86d030Oomzg
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友部正人 にんじん
友部正人はまず声が好きすぎて何でも良い。しゃがれつつやや高めのキー。 ギターはあくまで歌を生かす伴奏。詩人らしい、いわゆる起承転結はっきりな歌詞ではなく、 絵を想像させるかのような世界の歌詞。聞けば聞くほどズブズブとはまっていくこの感じ、 ロックバンドなんかでパッと見てパッと聞いて「うわ、かっこい~~」とはまる感じとまた違う、 なんというか湿布を張ってしばらくしてジンワリ奥まで効いてくるあの感じ。 そんなんなんで音さえ聞ければどのアルバム、どの時代も最高なんだが、一番好きな「一本道」が入ってるものあり、この2ndアルバムを選んでみた。 1973年発売 https://www.youtube.com/watch?v=piPM2tQHXuo
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Friction 軋轢
東京ロッカーズ、ポストパンクetc田舎で文字情報だけで想像していたが、初めて聞いた時の衝撃はなかなかだった。ぶっといBASSのスライドで始まる1曲目で胸グサリ。ツネマツマサトシのギターはカミソリのような切れ味だが真似してもなかなか同じ音が出ない。弾き方?映像見ても変わったことはしとらんが…ある意味ジミヘンのギター、そう誰が弾いてもああならないあの感じ。チコヒゲのドラムも無駄をそぎ落とした塊のような音。 PUNKベースな音?当時のNYの感じ?たぶん色々混ぜて音作ってたんだろうな、3人で。それが結果これ何風?とは絶対ならない唯一無二な音。歌でもなくRAPでもなくBASSで歌を弾く?みたいな変な例えしか思い浮かばんが日本語、英単語の羅列だかなんだか。どんどん放たれるこの言葉のマシンガンが意味があんまり分からんでも耳に、そして頭にこびりつく。 趣味が変わると聞かなくなるジャンルがあったりするが、Frictionのこの1stだけはず~~~と聴いてる気がする。そしてアナログで手に入れたのは何気に初めてだった。 https://www.youtube.com/watch?v=8cNeu4zqfY0
PUNK PASS RECORDS 1980 4500soulbomb
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THE STREET SLIDERS がんじがらめ
スライダースの2枚目。スライダースがすげ~~な~~と思っていたのは、多少狙ったイメージがあったにせよ、ゴリゴリでこてこてなストーンズ70年代臭なR&Rを日本的に演奏、あんまししゃべらん、装飾間なし。これでよくまあ売れていたな~~って。それが顕著なのがこの2ndかと。A①「Toa・Lit-Tone (踊ろよベイビー)」でもってかれる。だる~~いジャムってる感じ。で②「So Heavy」で彼らにしてはキャッチ―な感じから③「(Nobody can) Catch Me」でまたダークでどよ~~んとした曲やっちゃう。いや~~これでメジャーなSONYから出てしかも武道館なんかもやってコンスタントに活動して。まあすごいほんと。エレカシなんかもEPICからデビューしたときはそんな感じだったが、続かず。結局大幅なイメージリニューアルで売れた。スライダースはそんな必要がなかった。 って売れるどうこうはどうでもよく、当時の日本のR&Rバンドの基本形だったし、こういうバンドがPUNKバンドやPOPS歌う歌手、バンドなんかと同じフェスなんかでも出ていてなかなか刺激的だった。また現れんかなこういうバンド! https://www.youtube.com/watch?v=3kNPb6GRsPM
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