ボニータ(5本入)

0


1972年に発売された「バルカ」に続いて、翌年に発売されたチップ(吸口)付シガリロ。

全長97ミリと最も小さく、葉巻に馴染みの薄い層に向けて「より手軽に楽しめるように」との趣旨で発売された。「Bonita」はスペイン語で「綺麗、可愛い」を意味し、製品の特徴を命名に取り入れ、それにふさわしいパッケージデザインがつくられた。しかしながら、「葉巻」のもつイメージから遠ざかっているとの指摘を受けて、製品内容を前面に押し出したデザインに変更された。

2004年、JTによる葉巻国内生産が終了した際に廃止された。

【画像1】1973年2月1日~ 100円で発売開始 

【画像2】1975年7月頃 新価格品表示「np」マーク入り
・1975年12月18日~ 150円へ価格改正

【画像3】1977年6月~  ☆意匠改正
・1980年4月22日~ 170円へ価格改正

【画像4】1980年 6月1日~ ☆専売公社社章変更
・1983年 5月1日~ 195円へ価格改正

◎日本たばこ産業株式会社発足
【画像5】1985年4月1日~ 

◎新社章「JT」
【画像6】1990年4月~
☆このころから、紙巻以外の銘柄に対しても「たばこ注意文言」の刷り込みが始まった

【画像7】シガーリング
☆上段:旧意匠 下段:新意匠
☆個別包装の開封リボンを兼ねていた。

・ドミニカ共和国製の銘柄で「カサブランカ ボニータ」というものがあるようだが、こちらはチップなしのシガリロで日本製品とは直接関連は無い。だが全長100ミリと小型であることは共通している。

Default