バスミニチュアカーコレクション No.1535 京成電鉄 VOLVO・富士重工業 連節バス 京成バス

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富士重工業では、1985(昭和60)年に茨城県筑波研究学園都市で開催された国際科学技術博覧会(科学万博 つくば85)向けに連節バス100台を納入し、No.1531で紹介したようにトミカでモデル化もされました。
当時は、主に専用道路を走ることで特別に運行認可されたものでしたが、1998(平成10)年11月、当時の運輸省により「連節バスの構造要件」が通達され、連節バスが一般路線バスとしても運行可能となったため、富士重工業では新たに一般路線バス用として開発、販売を開始しました。当時同社では、「輸送人員増大地区での交通手段として連節バスを積極的に提案していく」としていましたが、前身の中島飛行機の民需転換以来続いてきたバス車体の製造事業でしたが、採算の厳しかったバス、鉄道車両の製造事業の業績低迷で2002年に撤退してしまいました。
このバスモデルはそんなことにはなるとは思いもしなかった、本格的な路線バスとして、京成電鉄のバス事業の船橋営業所の連接バスが、1990(平成10)年12月10日に幕張本郷駅~幕張メッセ・千葉マリンスタジアム間で、日本で初めて路線バスとして運行が開始されました。我が国で初めての路線バスとして、採用されたVOLVO-富士重工業製の連節バス運行を記念して、京成電鉄が製造販売した1/80のHOスケールのオリジナルモデルです。
実車は全長約18m、全幅約2.5m、全高3.2m、エンジンはVOLVO製DH10、直列6気筒インタークーラーターボ、排気量は9595ccで、344馬力で、乗車定員は140人です。幌から前が、ほぼ普通のバスと同じ長さです。
小回りを利かすために、第3軸(後部車体)も蛇角が取れるようになっていて、右にハンドルを切ると、第3軸は逆の左に切れます。
このモデルのおよその大きさは L:172 W: 30 H40 、裏板には京成電鉄(VOLVO・富士重工・連節バス)S=1/80と刻印されています。

モデルメーカーは京成電鉄、ブランド名は京成電鉄 スケールはS=1/80

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