バスミニチュアカーコレクション No.1384 KYOSHO DIE-CAST BUS SERIES 018-1 いすゞ ガーラ ハイデッカ 東京ヤサカ観光バス

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京商が2007年にトミーテックなどのプラスチック製が主力の鉄道模型のNゲージ対応のS=1/150の、バスモデルに本格的に参入しました。
プラスチックに比べて、ダイキャストは材料が亜鉛合金のため、しっかりとした作りと重量感があり、私は好きですが、スケールが小さいと再現力ではプラスチックモデルに劣るところがありますが、このモデルは遜色のない仕上がりとなっています。
京商は持ち前の企画力で、大手バス事業者のみならず、地方の小規模事業者にも目を向け多くの観光バス、路線バスをモデル化しています。ジェイ・バスの製造のいすゞ、日野の統合モデルの日野セレガといすゞガーラ(セレガーラとも呼ばれています)ですが、小スケールながら見事につくり分けています。
東京ヤサカ観光バスはヤサカ・グループの貸切バス専業の東京法人です。ヤサカグループは、大正初期に京都一円を地盤としてハイヤー・タクシー、路線バス事業および輸入自動車販売業を営んだことにその源流を発し、その後、1945(昭和20)年9月21日には、これらの事業を母体としてグループの基幹会社、彌榮自動車株式会社が設立され、現在の基盤が出来上がりました。
ヤサカグループの観光バス事業は、1953(昭和28)年に京都で観光バスの運行を開始したのが始まりで、ヤサカ観光京都支社が京都・滋賀、ヤサカ観光大阪支社が大阪・兵庫を担当し、東京ヤサカ観光バスは、主に東京、神奈川、埼玉に貸切バス事業を展開しる事業者です。
モデルのバスは同社に在籍している最新型大型観光バスで、ヤサカグループのデザインを踏襲していますが、東京ヤサカ観光バス専用の一般貸切バスのデザインが施されています。
ヤサカ観光バスのボディグラフィックデザインは日本画家の重鎮、三輪晁勢画伯(1901-1983)が、溜色(あずき色)とyasakaのyの文字を使用し、鴨川の友禅流しをイメージしたものだそうです。
Km自動車同様、戦後間もなくの時代に、デザイナーや画家を起用して、ボディーグラフィックスを任せるなど素晴らしい企業文化を持った会社です。
ヤサカ観光はいすゞのヘビーユーザーですから、当然このバスはいすゞガーラの特徴のフロントの6つのプレスホール、アクセントのJラインはサイドウインドウ下で止まり、リアガラスは分割されている、いすゞガーラのお手本仕様です。
このモデルのおおよその大きさはL:80 W:16 H:23 1/150、裏板にはKYOSHO MADE IN CHINAと刻印されています。

モデルメーカーは京商、ブランドはDIE-CAST BUS SERIES、スケールはS=1/150

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