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- バスミニチュアカーコレクション No. 1332 hachette 日本のバスコレクションVol.3 日野BH15 上毛電気鉄道
バスミニチュアカーコレクション No. 1332 hachette 日本のバスコレクションVol.3 日野BH15 上毛電気鉄道
書店でシリーズ化してサブスクリプション的に発行される、hachetteの「日本のバスコレクション」。企画段階から、日本バス友の会に依頼があり、一般的な読者を意識しつつマニアも納得するシリーズとしてスタートしました。
正式販売として2013年3月26日に、Vol.2 日野BH15 上毛電気鉄道が全国の書店で販売されました。この時にはVol.1 いすゞBXD30 東海自動車「伊豆の踊り子号」、Vol.2 日野BH15 上毛電気鉄道、Vol.3 いすゞBU04 東京都交通局「都バス」、 Vol.4 ニッサン U690 高知県交通と試験販売の時と一部順番を変更して発表され販売が行われました。
モデルの縮尺は1/72とHOやOOスケールの1/76としたかったのですが、製造元の中国企業の事情に合わせたというところです。
細かく見ると、ラフなところもありますが税込み1990円という価格設定を思うと、そこそこの出来ではないかと自負しています。
2012年11月7日に、Vol.3として試験発売された日野BH15 上毛電気鉄道とのモデルの個体差は見られず、発売順位の変更によりパッケージのみが変更されたようです。
日野自動車工業は1960年代にボンネットバスを製造していました。BH15型は、日野自動車工業の最後のボンネットバスのモデルで、日野車体工業の前身企業の帝国自動車工業が架装を行っていました。
1960年代にはボンネットバスは山間路線を持つ一部のバス事業者のみが導入を続けていましたが、群馬県の上毛電鉄が赤城山越えの為に1966年(昭和41年)に1両を導入しました。ところが、道路計画そのものが中止され、平野部で使用されたという経緯があります。1976年まで使用され、廃車後暫く保管されていましたが、バス事業活性化の為に改造され、中ドアのみだった乗降口は、ワンマン運転を可能にするため前端、後端に設けられました。このモデルはその改造後の車両をモデル化しています。
復活後は一般路線に使用され、主に前橋駅と前橋病院とを結ぶピストン輸送に活躍した。1993年に上毛電鉄のバス事業撤退に合わせて引退し、現在は日野自動車に引き取られ、カタログカラーに変更され日野オートプラザにて静態保存されています。
日本バス友の会/NPOバス保存会でも同型の岩手県南バス(現岩手県交通の前身)で使用された日野BH15型ボンネットバス中扉仕様(1964-昭和39-年式)を保存しています。
このモデルのおよその大きさはL:140 W:35 H:43 裏板にはHINO BH15 1/72 Made in Chinaと刻印されています。
モデルメーカーはhachette、ブランド名は日本のバスコレクション、スケールはS=1/72
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