北湯沢にて~百畳露天風呂

初版 2024/05/07 20:37

改訂 2024/05/08 13:54

ゴールデンウィーク、北湯沢の温泉宿に宿泊しました。札幌から車で2時間ほどで到着です。

ホテルのロビーから裏山のエゾヤマザクラが見えます。

エントランス前にもエゾヤマザクラ。

ホテルの前を流れる長流川(おさるがわ)。

川底が銀杏の葉のような黄色みを帯びた岩肌になっています。

この黄色く見える川底は「白絹の床」と呼ばれています。

以下解説HPより~北湯沢温泉の谷間を流れる長流川河岸には,多くの泉源が分布している.同時に,この付近の河床は流紋岩の滑床(なめとこ)となっており,川の水の清浄さと相まって,「白絹の床」と呼ぶのにふさわしい景観をつくり出している.この滑床を形成している流紋岩は,中新世前期〜中期の長流川層に属し,形成年代は900万年前より古い.この流紋岩は,石英ー絹雲母−緑泥石の鉱物組み合わせの変質作用を受けている.

ホテルの前には足湯が。源泉は78℃と大変高温なため、三段にして温度を下げています。

夕食まで時間があるのでお風呂をいただきます。ホテルの露天風呂は驚くほど広く、百畳は優に超える大きさ。北海道でこれ程広大な露天風呂には入ったことがありません。山に囲まれウグイスの声を聞きながら湯に浸かる、最高の贅沢です。

日が沈んでからもまたお風呂♨️。

メインの露天風呂以外にも露天風呂が10以上もあり、風呂に入り過ぎて疲れてしまうという情けなさ😣。

冬はこんな感じだそうです(HPより)。

翌日、赤いハチミツの丘「Aivalley 」に行きました。

「花カフェ」に入ります。

明るい店内。

アロニアサイダーを頂きました。

店内で購入したキハダ(左)とアロニアのハチミツ。アロニアのハチミツはもちろん珍しいのですが、キハダの木自体が現代ではほとんど見ることがありません。その木からこれだけのハチミツを採るというのは、ほとんど奇跡に近いことです。(宿泊したホテルの近くにキハダの林があるらしく、そこで採蜜しているそうです)

キハダはハチミツ独特の舌に残る甘さではなく、とても爽やかな味。味見させていただき、家内は真っ先にこのハチミツを選びました。

アロニアはここ大滝で栽培しており、アロニア以外の蜜が入らないように工夫しているそうです。非加熱なのもうれしいです。

https://aivalley.jp/

北海道のカフェ「アイバレー」がつくる赤いはちみつ。 – Aivalley

天然ハチミツの通販サイト。洞爺湖から車で約30分の大滝にあるカフェが自家養蜂した非加熱のハチミツに、眼精疲労回復や抗酸化作用が期待されるアロニアを加えて作ったもの。ルビーのような深い赤のハチミツはギフトにも最適です。

https://aivalley.jp/

札幌にも「アイバレー」ができたそうなので行ってみなければ。

帰りに「三階の滝」に寄りました。初めて見ましたが、水音が凄くてダイナミックな滝でした。

途中で増毛産のヒラメを買って刺身用にさばいてもらいました。1キロ近い魚体で1900円ほど。このサイズならエンガワもたくさん食べられます。お刺身が余ったら昆布締めに。ヒラメの季節とはいえ、これはお買い得でした。

ゴールデンウィークにも私は休みが少なく、家内には「プラスチックウィーク」と言われますが、それなりに幸せな休日でした(笑)。

1990年3月に行ったロンドンで、初めてエドワードグリーンのドーバーを購入しました。以来、ここの靴の虜になりました。質の良いしっとりとしたカーフ、美しい木型、無い物ねだりと分かりながら、この時代のエドワードグリーンの靴を今も追い求めてしまいます。
他に古い靴も修理して履いています。特に戦前の英国靴は素晴らしいと実感しています。

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