トヨタ パブリカ ピックアップ KP39P 1984 塗料店

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パブリカは、1950年代の国民車構想の影響を受けて開発されたトヨタ初の大衆車で、長年にわたって同社の生産、販売する最小クラスの車種として位置づけられました。
その後は、スターレット→ヴィッツ→ヤリスへとつながるトヨタにおけるエントリー系コンパクトカーの源流でありました。

日本製の大衆車として初の水平対向エンジン搭載車であり、この水平対向エンジンはのちにミニエースやスポーツ800への搭載を経て、晩年にはトヨタ・ライトバス→初代コースター用の車載用クーラー専用サブエンジンとして受け継がれていきました。

ちなみに、「パブリカ」という車名は、当時流行していた一般公募によって命名されたものであり、由来は「大衆車」を意味する英語「パブリック・カー」(Public car)を略した造語であり、国民車にふさわしい名称であると評価されました。

1969年(昭和44年)4月、フルモデルチェンジで2代目(UP/KP30型)となり、2U-C型/2U-B型 空冷800 ccエンジンも残されましたが、主力は初代カローラに搭載されていたK型エンジン(1,100 cc)のボアを縮小した水冷直列4気筒1,000 ccの2K型エンジンとなりました。

トラックモデルは「ピックアップ」と改称され、業務提携先の日野自動車では、羽村工場内に小型車専用ラインを設け、商用モデルの組み立てに参加しました。

その後、何度かのマイナーチェンジと仕様の変更が行われてきましたが、商用モデルは、バンが1978年(昭和53年)10月の2代目スターレットバン登場まで販売され、残ったピックアップはエンジンを昭和54年排出ガス規制適合の1,300cc 4K-J型(型式はJ-KP39P)に変更し、1988年(昭和63年)3月をもって販売終了となり、パブリカは27年の歴史に終止符を打ちました。
(参照ウィキペディア)

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