CHEVROLET CORVETTE STINGRAY COUPE C2 1963

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シボレー・コルベットは、ゼネラルモーターズ(GM)のシボレーブランドによって販売されている、スポーツカーです。

このモデルは、2代目 C2型(1963年–1967年)で、スティングレイレーサー(参照コメント画像)のスタイルを基礎にしてデザインされ、原型となったレーサーモデルの名を取ってコルベットスティングレイ(Sting Ray)と呼ばれました。ちなみに、スティングレイ(stingray)とはアカエイ科の意であり、名付け親は開発担当者の一人であるビル・ミッチェル氏で、彼が釣りを嗜んでいたことに由来するといわれています。
販売が開始されたのは1963年からで、オープンモデルのみのラインナップだったC1型と異なり、クーペをメインに据えることとなりました。

外観は大きく変貌し、ダイナミックだった先代のスタイリングに対し、これまでにない先鋭的でエッジの立った独特なスタイリングとなりました。初年度の1963年式モデルのみの特徴として、ルーフからリアエンドに向かって走るフレームによって二つに寸断される「スプリット・ウインドウ」と呼ばれるリアウインドウを持っており、現在でも人気の高いモデルとなっています。またリトラクタブル・ヘッドライトの採用はこの代が初となり、以来C5型まで続く伝統となりました。

エンジンは、基本的に先代に採用されていたものが継承され、それに更にチューニングを加えたものです。排気量は大幅に拡大され5,354ccの水冷V8OHVエンジンで、キャブレターの違いで300馬力、340馬力、インジェクション仕様の360馬力のものが設定されました。

このモデルの360馬力仕様は事実上のレーシング仕様で、足回りがレースを前提として硬くセッティングされており、公道での走行には適さないものでありました。

ボディは完全な新設計で、ラダーフレーム方式(頑丈な鋼の2本のレールを左右に置いてはしご(ラダー)状にし、上物を乗せる構造)を採用し、車高は先代に比べ低くなり、低重心化に貢献しています。C2型コルベットはフロントエンジン車でありながらリアヘビーという、かなり特異な前後重量配分を有していました。これは燃料タンクが最も後ろに配置されていたためで、通説では前後47:53の重量配分と言われています。

足回りはフロントがダブルウィッシュボーン式、リアがトレーリングアーム式で、後輪にリジッドアクスルを採用していた先代と比較すると、前後輪とも独立懸架によって支持されるという進化を遂げました。フロントはコイルスプリングですが、リアには本来縦向きに配置されるリーフスプリングを横向きに配置しています。これは後々のコルベットにも受け継がれる特徴のひとつですが、この配置にはばね下重量を理論上ゼロに抑えることができる利点がありました。ブレーキは当初は前後輪ともドラムブレーキでした。(参照ウィキペディア)

このモデルの魅力の一番は、ルーフからリアエンドに向かって走るフレームによって二つに寸断されるリアウインドウのデザインが、なんとも言えないほどカッコいいですね!

DATE:
360 CV SAE GROSS
5,354cc
V8 FRONT
231 KM/H
16.1L/100KM
$4,313

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    sennakazu

    2024/02/17

    C2型のデザインの基礎となったスティングレイレイサー!

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