BUICK GSX 1970

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ビュイックは、ゼネラルモーターズ(GM)が製造・販売する乗用車のブランドのひとつです。

ビュイック・スカイラークGSは、1965年のデビュー以来、ブランドイメージにマッチしたマイルド路線と共に歩んできたものの、高まる一方だったハイパフォーマンスカーブームを前に1960年代の終わりにはその方針変更を余儀なくされました。

その結果、1968年のモデルチェンジでまずそれまではスカイラークの派生グレードだったGSを独立したモデルへと昇格させ、さらに1969年モデルからは、メインモデルたるGS400に対してラムエアエアインダクションとハイフローヘッド、さらにハイカムと大口径キャブレター、大容量フューエルポンプ、強化オイルポンプ、専用のハイフローエグゾースト、ポジトラクションリアエンドなどで武装した「ステージ1」オプションを追加設定することになりました。これは、オールズモビルのW-30オプションやシボレーのカウルインダクションに準じたハイパフォーマンス路線の始まりでした。

1970年、ビュイックはGSのラインナップに対してさらに商品性を高めたフラッグシップというべき「GSX」を加えました。これは基本的にGSをベースとしたドレスアップバージョンであり、専用のイエローもしくはホワイトのボディカラーにアグレッシブなストライプ、そしてリアスポイラーといったルックスが与えられていました。

一方、前年まで400cu:inだったエンジンは、この年から350hpを発生していた455cu:inにモデルチェンジされており、さらに「ステージ1」を選択した場合、その最高出力は360hpへとアップしていました。そしてGSならではの強化サスペンションや強化ブレーキといったハイパフォーマンスパーツは標準装備でありました。

このモデルは、その1970年型ビュイックGSXステージ1であり、678台が販売されました。内訳はサターンイエローの個体が398台、そしてアポロホワイトの個体が280台です。これらの中でステージ1パッケージを選択していたのは合わせて479台です。

ビュイックGSXは翌1971年モデルにおいてもラインナップされていましたが、その生産台数はわずか124台に激減し、静かに歴史の中に消えていきました。
(参照 ウィキペディア及び乗り物ライター矢吹明紀の好きなモノ)

マッスルカーの代表格と言っても過言でないですね。さらにサタンイエローと黒のストライプのカラーリングが、迫力を増しています!

DATE:
365 CV SAE GROSS
7,468cc
V8 FRONT
173 KM/H
21.6L/100KM
$3,750

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