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FORD GT40 MK Ⅰ 1967
1960年代、フォードは企業イメージ向上のために、モータースポーツの分野で活躍することが有効であると結論付け、その手段として、当時のル・マン24時間レースでは敵なしでその地位を確立していたフェラーリを買収する計画を立てました。これは最も手っ取り早い方法でありましたが、1963年5月にフェラーリとの交渉は決裂しました。
そこでフォードは、イギリスのコンストラクターであるローラ・カーズのエリック・ブロードレイと提携し、ローラ・マーク6(ローラ・GT)をベースとして、新たにイギリスに設立された開発拠点のフォード・アドバンスド・ビークルズ社 (FAV) と共に、新たなレーシングカーを開発する計画を立て、これが、GT40の開発の始まりとなりました。
初期の試作車両は単に「フォード・GT」と呼ばれており、シャーシナンバーGT-101からGT-112までの車両が製作され、量産車両であるマークIからマークVには、シャーシナンバーGT40P/1000からGT40P/1145までの番号が付けられ、マークIの車名は正式に「GT40」となりました。
GT40の名称は、「GT」はグランツーリスモを意味し、「40」は車高が40インチ(実際には40.5インチ)であることに由来します。
なお、正式にGT40と名の付いたモデルは量産車両であるマークIのみなのですが、現在ではフォード社がマークI以外のモデルもGT40と呼称するなど、マークIVを除く全てのバージョンの総称としてGT40の名が使われているのが現状です。
1964年にプロトタイプ車両が完成し、フォード・GTという名称で発表され、同年のニュルブルクリンク1000kmがGTのデビュー戦となりましたが、結果はリタイア。続いてル・マン24時間に3台が出走し、ラップレコードとル・マン初の300 km/hオーバーを記録するものの、最終的には全車リタイアに終わりました。
1965年からこの量産モデルのマークIのシャーシナンバーにGT40と刻まれ、正式に車名はGT40となりました。ボディ形状が改められ、エンジンはプロトタイプと同じ4.7LのV8ですが出力は向上し、ZF製の5速トランスミッションを搭載しています。
また、プライベーターからの要望により、多くの車両が販売されましたが、プロトタイプから改善が行われるものの依然として信頼性の問題は残っており、レースではリタイアが多く活躍することは少なかった。
ようです。(参照ウィキペディア)
DATE:
335 CV SAE GROSS
4,727cc
V8 CENTER
278 KM/H
19.9L/100KM
$16,000
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とーちゃん
2024/02/15 - 編集済みル・マンで優勝した
マークⅡ もカッコ良いですが、
ご紹介を頂いたモデルに、
シンプルな美しさを感じます。
8人がいいね!と言っています。
sennakazu
2024/02/15コメントをありがとうございます♪
最近の空力を優先にしたマシンを見慣れているだけに、当時の超シンプルなマシンは、心からカッコいいと思いますね! それに、こっちの方が速く走りそうな感じがしますが…。
11人がいいね!と言っています。