MERCURY MARAUDER X-100 1969

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マーキュリーは、フォード・モーター社が1938年から生産していたブランド名で、
ラインナップにおいて、大衆車ブランドのフォードと高級車ブランドのリンカーンの中間に位置づけられた中級~準高級カテゴリーの車種でした。
このモデルのマローダーは、2代目であり、
それまでマーキュリー・モンテレーのスポーツパッケージでしたが、1969年のマーキュリー・フルサイズシリーズのモデルチェンジを機に独立したモデルへと昇格しました。
ボディ形状は、2ドアハードトップ。
コンシールドヘッドライト(常時は車体に隠れた状態で収納されており、使用するときにのみヘッドライトが現れる仕組みのもの)を装備したフロントマスク。
リアサイドフェンダーにはダミーインテーク(装飾目的で付けられ、外気を導入する機能はなく開口部の奥は閉塞されている)やフェンダースカート(車輪の上部を覆うフェンダーに取り付けられる車体部品)など、ラグジュアリーさを演出する装飾が施され、マーキュリーのフラグシップモデルとして位置付けられました。
このモデルは、トップグレードクラスで、360馬力を発生する429 4V V8を搭載した「X-100」になります。
しかし売上の不振など1970年モデルを最後に生産が中止され、2年という短いモデルライフでありました。
(参照ウィキペディア)
とにかく、車体が馬鹿デカく、そのために必要な大排気量、大馬力のマッスルカーです。燃費を単純に計算しても約3.7km/L。実測はもっと低いでしょう。現代のガソリン価格では、到底維持は出来ませんね。
このコレクションシリーズの中でもケース内ギリギリで収納されています(笑)

DATE:
360 CV SAE GROSS
7,033cc
V8 FRONT
199 KM/H
26.9L/100KM
$4,075
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