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- MERCEDES AMG PETRONAS FORMULA ONE TEAM F1 W11 EQ PERFORMANCE GEORGE RUSSELL SAKHIR GP 2020
MERCEDES AMG PETRONAS FORMULA ONE TEAM F1 W11 EQ PERFORMANCE GEORGE RUSSELL SAKHIR GP 2020
メルセデスAMGのW11のカラーリングは、当初、従来のシルバーベースに加え、スポンサーのイネオスのロゴがインダクションポッドとフロントウィングのエンドプレート内側に掲示され、その部分が赤く塗られていました。
しかし、2020年5月にアメリカで起きた黒人男性を白人警官が死に至らしめた事件に端を発する世界的に広がった抗議運動を受け、ハミルトンがこの運動を支持したことをきっかけにチームも追従し、マシンとドライバーのレーシングスーツを黒を基調としたカラーリングへ変更して参戦することになりました。（モデルのカラーリング）
2020年のF1は、2019年の新型コロナウィルスの世界的流行の影響で休止状態となりましたが、7月に開幕戦が行われ全17戦での戦いとなりました。メルセデスAMGは、高い戦闘力を発揮して、予選を含め他のチームを圧倒し、終わってみればルイス・ハミルトン選手の11勝でワールドチャンピオンを獲得し、ミハエル・シューマッハ選手に並ぶ7冠を達成しました。2位は、2勝を含む11回の表彰台に上がったセカンドドライバーのバルテリ・ボッタス選手でした。結果コンストラクターズも17戦13勝、15ポールポジションを記録したメルセデスAMGが、F1史上初の7年連続コンストラクターズを獲得しました。
（参照ウィキペディア）
このモデルは、その最強無敵のマシンで、1回限りのチャンスをものにした強運と実力を持ったドライバーが乗った車両です。
絶好調のルイス・ハミルトン選手が新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたことで、第16戦サヒールGPの欠場が決定。メルセデスAMGは、その代役としてリザーブドライバーのストフェル・バンドーン選手ではなく、当時ウィリアムズの正規ドライバーであったジョージ・ラッセル選手を起用しました。ラッセルは、それに応えキャリア初の予選Q3進出からの2番手を獲得し、決勝も一時首位に浮上するものの、62周目にセーフティーカーが入ったタイミングでピットインした際に、無線の問題で誤ってボッタスのタイヤを履かされるミスが発生し再ピットインを余儀なくされ5位に転落。その後追い上げを見せて2位にまで浮上するが後輪にスローパンクチャーが発生し再交換、最終的に9位フィニッシュをしました。メルセデスAMGのチグハグな行動に泣かされたラッセルですが、ただ彼自身初のポイントを獲得し、ファステストラップも記録しました。そして後のメルセデスAMGの正規ドライバーになる布石となりました。今までもウィリアムズでの非凡なドライビングを見てきましたが、運だけでなく実力も凄い！と私が感嘆したF1パイロットの一人です。
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