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権藤博『継投論~投手交代の極意』署名本
権藤博『継投論 投手交代の極意』 権藤博・二宮清純
(2017/12/14 第1版第1刷)署名あり
1938年12月2日生れ、2017年(79歳)WBC日本代表、投手コーチを務めた元中日ドラゴンズ投手。
1年目(1961)よりエースとして活躍。
その年35勝19敗、投球回数429.1回、奪三振310、防御率1.70を記録、沢村賞・新人王を受賞。
翌年(1962)30勝17敗、投球回数362.1回、奪三振212、防御率2.33を記録、2年連続最多勝。
新人投手の2年連続30勝はプロ野球史上唯一。
3年目以降は17勝しかできず1968年引退(82勝60敗(防御率269))
1973年に与那嶺中日監督の投手コーチに就任。翌1974年のリーグ優勝に貢献する。
『与那嶺イズム』を受け『やられたら、やり返せ』を戦いの理念とする。
たった2年で投手生命が終わった自身の立場から『投手の肩は消耗品』また『先発完投主義』の寓を説き、1998年横浜監督になるとクローザー『大魔神』を後軸に、リリーフ陣の『中継ぎローテーション』を確立する。投手交代は監督自らピッチャーマウンドに行きボールを渡すシーンは目新しい。
本書では投手が完投勝利をしても嬉しいのは完投投手だけ4人の継投で勝利すれば4人が幸せになれるを説き交代のポイントを権藤流に対話形式で解説している。