Kampen (オランダ)

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カンペンはオランダ中部、北海に繋がるアイセル川が湖に変わる地点に位置する町です。

北海貿易の交流と共にライン川の支流に当たるアイセル川の重要性が増したことから栄え、1236年に都市権を獲得し、1441年にをハンザ同盟に加入します。しかし、15世紀中盤から、堆砂に伴い徐々に衰退していきます。その後、八十年戦争、仏蘭戦争を経てオランダが独立を達成していく中で、カンペンの力は更に大きく失われていきます。

掲載の地図はGeorg Braun及びFranz Hogenberg作の「Civitates Orbis Terrarum」(複数年に亘り、数か国語で刊行)の内、Vol. II(1575年初刊)のラテン語版になります。

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