Haarlem (オランダ)

0

ハールレムはオランダの首都アムステルダムと北海の中間に位置する都市です。

1245年に都市権が認められましたが、中世後期には毛織物や造船業が栄えました。80年戦争中にスペインに占領され、1577年の講和でカトリック教徒とプロテスタント教徒の同権が認められたためフランドル地方からの移民が増加、麻織物や漂白の技術がもたらされ繁栄しました。また17世紀に始まったチューリップの球根栽培は今でも盛んです。

掲載の地図はGeorg Braun及びFranz Hogenberg作の「Civitates Orbis Terrarum」(複数年に亘り、数か国語で刊行)の内、Vol. II(1575年初刊)のラテン語版になります。

Default