Lucerne (スイス)

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ルツェルンはスイス中央部、アルプス山脈の麓のルツェルン湖畔の町です。

町はアルプス超えのルート上の中継点として成立し、750年頃ベネディクト派の修道院が設けられました。1178年に修道院の統治から独立を果たします。その後ハプスブルク家の統治下に入りますが、同支配からの独立を目指すため1332年にスイス八州同盟に創設メンバーとして参加し、1415年に都市権を獲得します。16世紀初頭の宗教対立の際は周辺地域がプロテスタント派が多かったもののルツェルンはカトリック派都市となり、カトリック派が1531年の戦いで勝利したことかから、スイス同盟下での有力都市となります。しかし、1712年の戦いでプロテスタント派が勝利したことからルツェルンの地位は凋落していきます。

掲載の地図はLeizel &Ul. Schell作の「Academie Imperiale d’empires des Arts liberaux」所収のものです。

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