『レオン』と『ワルサーP38』
初版 2024/09/11 00:26
改訂 2024/09/11 00:26
私はリュック・ベッソンの『レオン』が好きで、過去に劇場版+完全版DVDセット、BDと買い、一昨年発売された4K UHD+Blu-rayボックスも購入しました。
特に4K UHDは過去に製作された吹き替え版全収録+日曜洋画劇場追加録音完全版仕様という事で小躍りしました。
また、ルパン三世の1997年テレビスペシャル『ワルサーP38』が大好きで、特にエンディング曲の『瞳を忘れないで』は運転中に一度は必ず聞くほどのお気に入りの曲です。
だからこそ、『レオン』日曜洋画版でマチルダを吹き替え、『ワルサーP38』でメインヒロインのエレンを演じられた篠原恵美さんの訃報には頭が真っ白になってしまった。
田中敦子さんが"戦う女性像"を確立した声優であったとしたら、篠原恵美さんは"薄幸な境遇でも抗い強く生きる女性像"を作り上げた声優というイメージです。
エレンやマチルダもそうですが、アニメ映画の傑作『獣兵衛忍風帖』の陽炎、『THE ビッグオー』のエンジェル、『フルメタルパニックTSR』の殺し屋姉妹の姉と、どのキャラクターも悲壮感が漂う儚い運命に晒された女性ばかり。
(『名探偵コナン』の『サボテンの花殺人事件』のゲストヒロインもまたそういうキャラクターでした)
田中敦子さんが亡くなられたばかりだというのに、立て続けにこんなニュースで、さすがに滅入ります。