【会報 第8号】フォッケウルフを作る

初版 2024/08/31 17:49

改訂 2024/10/21 09:53

● 前号まで

 【ヘルキャット】

  → 出来るだけ キットのまま、

    壊れにくく 飛ばし易く

    してみました。

 【ゼロ戦】

  → 翼の取付け位置を変えて、

    さらに よく飛ぶ様に

    しました。

 【カーチス】

  → ゴム飛ばしを

    繰り返して楽しめる様に

    してあります。

● フォッケウルフのご紹介

 この機体は、私が初めて見た

ツバメ社のソフトグライダーです。

出逢いは、印象的でした。 ^o^

・・・・・・・・・・・・・・・・

 幼かった子供達が 持ち帰った

 パッケージの絵を見て、

  …「ブリュースター・バッファロー ?」

 機体の名前を見て、

  …「… FW … 170 ? ^o^」

 袋から出てきた 部品の

 カタチと 色を見て、

  …「 (@o@)!… 」

 値段 (当時 ¥50) を聞いて、

  …「そうかぁ (納得) 、

    良く飛ぶとイイネっ!」

 気がついたら、

私が ハマっておりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 今回は、フォッケウルフの

精悍なイメージが出る様に、

胴体のカタチを整えます。

 また、ゼロ戦やカーチスより

飛行性能がよくなる様に、

主翼や尾翼に さらに手を加え、

ゴムカタパルトで 垂直上昇を

楽しめる様にします。

● 作る

 ・用意するもの

   前号までに ご紹介済みの

  道具や材料に加えて、

  「発泡スチロールに使える接着剤」

  を 用意します。

   例) カネスチック、ボンドGクリヤー等

   また、

  翼のカタチを整える為に、

  丈夫な丸い棒か パイプが

  あると便利です。

   アルコール系の

  マーカーがあれば、

  わずかな彩色で

  見栄えが 引き締まります。

 ・部品を切り出す

   実機の図面を参考に、

  3mm厚のプラスチック板で、

  部品を切り出す 型枠を

  用意しました。

   カタチとサイズは、

  実機の雰囲気を残しながら

  模型として飛ばし易い様に、

  アレンジしています。

   一度 用意しておけば、

  同じ仕上げで 繰り返して

  何機も 作る事が出来ます。

   型枠を使って、

  部品の輪郭を 整えます。

 ・胴体

   折れ曲りを防ぐ 補強や、

  翼の差込み口の 切り抜き、

  ゴム飛ばし用のフックは、

  カーチスの作り方と同じです。

   空気抵抗を減らす為、

  垂直尾翼の周囲を 指で潰して

  出来るだけ薄くしておきます。

   マーカーで、

  白い部分に 色を刺してから、

  厚みが元に戻らない様に、

  クリアテープでカバーします。

 ・主翼

   胴体と同じ様に、

  型枠を使って 切り出します。

   カタチが整ったら、

  胴体の垂直尾翼と同じ様に

  前後の縁を 薄く潰します。

   丸い棒や パイプを使うと、

  作業が 進め易いです。

   翼の上面を わずかに

  なだらかな 弓形にする事で、

  浮力が増し、地面に対して

  沈む速さが減り、

  飛ぶ時間が 長くなります。 

   前後を 薄くした後は、

  マーカーで 色を補ってから

  クリアテープでカバーします。

 ・水平尾翼

   主翼と同じ様に仕上げます。

 ・重心位置

   今回は、簡易的な方法で

  重心を決めます。

   主翼を丸い棒かパイプに乗せ

  前後の重さ (=面積) の中心を

  見つけ、印をつけます。

   主翼につけた 印から、

  4mm後ろに 重心がくる様に、

  錘の重さを決めます。

   今回は、キットの錘が

  そのまま 使えました。

 ・機体の組立て

   胴体と翼の固定には、

  接着剤を使います。

 ・錘の用意

   予め決めた位置に

  重心が定まる様、また、

  最後に貼り付けるスポンジが

  綺麗に収まる様、

  様子を見ながら錘を削ります。

 ・仕上げと調整

   錘を胴体に固定し、

  スポンジを貼り付けて

  完成です。

   飛行前の調整の仕方は、

  ヘルキャットと同様です。

      ↓

   この機体は、

  調整を丁寧に行えば、

  ゴムカタパルトでの

  垂直上昇によって、

  10 〜 15秒程度の飛行を

  お楽しみ頂けます。

 今回も、最後までお読み頂き、

ありがとうございました。

 次回の【会報 第9号】では、

「疾風」をご紹介します。

https://muuseo.com/ojioji0421/diaries/155

【会報 第9号】 疾風を作る | ojioji0421 Laboratory | MUUSEO My Lab & Publishing

https://muuseo.com/ojioji0421/diaries/155

とーちゃん

 Hello !

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    fanta

    2024/09/01 - 編集済み

    トンボの羽にも僅かな角度がついてたり、
    上向きになってたりで、それが揚力を生むと…

    そんな自然界の知恵を、
    このソフトグライダーにも感じてみたり😊
    繊細な工夫に拍手👏です。

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      とーちゃん

      2024/09/01

      fanta さま

       コメント、
      ありがとうございます。

       蜻蛉の 飛翔は
      本当に興味深いです!

       TVの科学番組で
      羽根の動きを観てから、
      外で 蜻蛉を見掛けると、
      つい 見入ってしまいます。

       ヽ(^o^)

       駄菓子屋さんのヒコーキ、
      対象年齢は問題無いので、
      もう少し 楽しませて頂きます。

       ^o^

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    真適当工作

    2024/09/02 - 編集済み

    フォッケウルフでも兄を思いだしました、サイドシルエットがおかしいと言って私の大事な買ったばかりのフォッケウルフをハサミでチョキチョキ、、、。強度がなくなってアッサリ折れてしまいました❗
    とーちゃんさんのように考えてやって欲しかったです。小学生だから仕方ないけど、、、、。

    ところで3mmのプラ板はなにでカットしてますか⁉️

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      とーちゃん

      2024/09/02 - 編集済み

      > 大事な フォッケ
      > ハサミでチョキチョキ

       なんて弟思いの かつ
      マニアックな小学生の
      お兄様でしょうっ!?

       … 失礼、
      視点が違いました。

       m(_ _)m

      > 3mmのプラ板

       直線部分を
      カッターで切った後で、
      カーブの部分は
      ハサミを使いました。

       ただ、どちらも
      道具の 刃の消耗が
      激しいです。

       (´・_・`)

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