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Kayserops 頭部左喰われ
眼が不自然に大きなKayseropsのもうひとつの魅力は太くブツブツに覆われた頬棘ですが この標本では、それがざっくり根元から食われ、太短く治癒しています。 三葉虫の前方喰われでは、なんとなく左側面からの攻撃事例が多い気がします。
頭部左 Middle Devonian Tafraoute, Morocco三葉虫の巣穴
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Ceratarges 右頬棘のツイスト
長く伸びた右の自在頬がぐるんとツイストしてしまっている珍しい標本。 生物鉱物である外殻がこのようにくるんと(折れているのではなく)不自然な方向に曲がっているのは始めてです。 それ以外の部位はとても上質。さすがEXTINCTIONS CHOICE。
Middle Devonian Djbel Zireg, Morocco三葉虫の巣穴
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Illaenus sp. 尾板喰われ
面白い形状。大きく喰われたあとで成長したのでしょうか?
尾板右 Middle Ordovician Russia三葉虫の巣穴
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Scutellumの一種、頭部左喰われ
非常に細かな棘が尾板辺縁部に密集する。左自在頬の根元から欠損し、ゆがんだまま治癒している。 他の部位はとても高品位なプレパレーション。
デボン紀 モロッコ三葉虫の巣穴
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Morocops ovatus(胸部喰われ)
胸部の2枚が喰われています。
三葉虫の巣穴
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Walliserops trifurcatus(頭部先棘喰われ)
頭部先端に長く伸びる棘の先端部分が喰われ、治癒しています。
モロッコ 頭部先棘 Middle Devonian三葉虫の巣穴
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Walliserops lindoei(頭部先棘喰われ)
頭部先の棘が喰われ、治癒しています。
頭部先棘 デボン紀 モロッコ三葉虫の巣穴
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Asaphus sulevi ハイポストマ喰われ
オモテを見ると完璧ですが、裏を見るとハイポストマが欠けています。 内臓を支えていたと考えられる構造の一部が欠けていたということで、おなかが緩かったりしたのかな?
ハイポストマ 75mm Lower Ordovician三葉虫の巣穴
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Arctinurus boltoni 右自在頬喰われ
右自在頬の先端が喰われて尖がって治癒しています。 この部分以外にもこの標本はブツブツが細部まで保存された上質のものだと思います。 さすが三葉虫の女王と言われる種類。痛々しさにも品がある!?
Rochester Shale アメリカ 頭部右自在頬三葉虫の巣穴
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三葉虫の触角
最近注目の産地、モロッコのFezouata層から、頭部に割ったまんまの触角がついた三葉虫。 おそらくBavarilla。 ルーペで見ると、節も見えそうな・・・
31mm Lower Ordovician モロッコ三葉虫の巣穴
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Zlichovaspis rugosa 自在頬再成長
右自在頬棘先端部が欠損し、再成長している珍しい個体
モロッコ 頭部右 Middle Devonian三葉虫の巣穴
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Asaphus raniceps(肋葉喰われ)
本体は姿勢もよく、大型で大変見栄えのよい品。 初期系アサフスの形状がよく残る品だと思います。 左胸葉1枚が欠損し、治癒。単純なラウンド治癒ではなく、少しぽこんぽこんとなってるのがユニーク。 喰われモノの典型例。
左胴部 100mm Lower Ordovician三葉虫の巣穴
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ウミサソリ頭部喰われ
三葉虫以外の生物でも、喰われ現象は存在します。 これはシルル紀のウミサソリ(Eurypterus remipes)の頭部喰われ。 これはきれいにがぶりといってます。 でもなんかかわいい。
頭部左 Silurian New York三葉虫の巣穴
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Crotalocehalus gibbus(胸部喰われ)
右部の2枚が欠損し、治癒しているCrotalocephalus 大きさも10cmを超える迫力ですが、欠損も2枚を間に入れてるので、 どういう理由でこうなったか、考えところです。
胸部右 100mm Middle Devonian三葉虫の巣穴
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Pseudoasaphinus 右頭部喰われ
喰われモノ数の少ないロシア産の大型種ですが、見事に右側に治癒痕があります。 あわせて右自在頬棘部分がいびつになり、先が少し長く伸びています。 ここをざくっと損傷し、頬棘を含むブロックが隙間を埋めるように再構成したように見えます。 Pseudoasaphinus tecticaudatus Middle Ordovician Vilpovisty quarry St.Petersburg, Russia 130mm直線
130mm Middle Ordovician Russia三葉虫の巣穴