SMALL FACES (immediate mono)

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IMP008
June 1967, UK IMMEDIATE lilac label Org. mono press

immediate移籍第一弾アルバム。
移籍に当たって、A.オールダムは時間的制約の無い自分達が納得行くまで使い放題のスタジオと、山の様なドラッグを用意してS.F.を迎えた。って話は1st singleを UPする際に話した。

で、そんな制作環境を与えられて出てきた音は、DECCA時代のポジティブなヤングソウル風味は陰を潜め、いかにも英国然としたくすんだ色合いでアコスティックな肌触りのルーラルなサイケデリア。

マリオットの嗜好からするとギラギラハードなサイケに行きそうなもんだけど、英国郊外の田園風景に溶け込む音。

イギリスは行ったことある方ならわかると思うけど、ロンドンから電車で少し揺られるとすぐに田園風景が拡がっていく。

swinging Londonの喧騒と田園風景は実は背中合わせだと言うこと。

TRAFFICのMr. Fantasy
KINKSのVillage Green
そしてこのアルバム
サイケデリックとルーラルロックの融合。みたいな音がこの時代の「気分」だったのかなぁ。なんて思う。

で、これはこれで悪く無いけど、まだ手探りな感じのするimmediate 1st
やっぱり突き抜けるのはオグデンを待つ感じ。

名盤。では無いのかもしれないけど、個人的に愛おしく、いつも手元に置いておきたいアルバム。

#smallfaces #psychedelicrock #stevemarriott #ronnielane #ianmclagan #kennyjones

このアルバムを代表する一曲。プロンクの声がまたマリオットとは異なる魅力に満ちている。しっかしこの頃のS.F.はどっから見てもカッコいい
https://youtu.be/I9VoCoeiTAQ

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