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初版 2017/09/22 03:24

改訂 2017/09/23 11:49

 【紛らわしい・・・】

 ここに集っているコレクターさんはまず間違えることはないですが、最近ネット上で復刻版とヴィンテージが混同されることが繁盛に起きている。

 僕の中ではブルマァクの怪獣ソフビのヴィンテージは1992年のバンダイによるブルマァク復刻版東宝怪獣シリーズまでと勝手に規定している。

 まあ1992年となればもう25年も前なので古物と言ってもいいのかもって想いがある。

 それでも1991年のウルトラ怪獣復刻版、1992年の東宝怪獣復刻版が結構70年代ヴィンテージと混同されて市場に出て来ている。

 逆に70年代ヴィンテージが1991年版と間違われて売られていたりもする。

 特にその間違いが起こるのはエレキング、レッドキング、バルタン星人、カネゴンの4種類。微妙に70年代ヴィンテージと塗装パターンが似ている。

 写真はエレキング、右が70年代物、左が91年復刻版。こうして見ると一目瞭然なのだが、カネゴンになるとネット上では一見、見分けが難しい。

 実際には復刻カネゴンはオリジナルよりも少し小さく成形色や吹かれたスプレー色が違う。並べるとすぐ分かるがネット上では難しくなってくる。

 こういう紛らわしさよりも厄介なのが贋作の存在。

 僕も数回、贋作を掴んだことがあるのだがかん着を外してバラしてもなかなか分からない。匂いもオリジナルに極めて酷似していて鼻でかぎ分ける技も通用しない。

 見分けるポイントは塗料の質で、贋作の塗装は現代の塗料なのでとても落ちやすい。またオリジナルと比べると塗料の色や質感が明らかに違うことがある。贋作だったと気づいた時は殆どが塗料で分かる。洗浄した時に一気に落ちるとか・・そういう場合は贋作を疑った方がいい。

 僕も恥ずかしながら過去には高い授業料を払ったものだ。


 いやいや、今も危ないですよ。

 日々精進してゆくしかない・・・。


#コレクションログ

主にマルサン、ブルマァク製のヴィンテージ怪獣ソフビ人形のコレクションです。

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    realminiature

    2017/09/22

    いろいろと深い世界ですねー。

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      メチャゴジラ

      2017/09/22

      この世界も結構ディープですが気楽に愉しみたいものです。

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    ハムトシ

    2017/09/22

    「ウルトラマン生誕25周年記念」とよばれる91年モノは確かに紛らわしいですよね。オークションでは、売っている方が良く分かっていないのか、分かっているのに分からないフリをしているのか^^; 過去に何度かレッドキングやバルタンが手頃な価格で出ていたのですが、怖くて入札できませんでした^^;

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      メチャゴジラ

      2017/09/22

      オークションでは結構91年もの89年もののレッドキング、バルタン星人、カネゴンなどが「当時もの」として出品されていますね。以前、何度かカネゴンの91年版がヴィンテージとして出品されてえらく高騰していたのを見ました。復刻だと分かって出品しているのならちょっと困りますね。

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    ちしお

    2017/09/23

    ゼットンやモスラあたりも、オリジナルか復刻版か怪しかったりしますよね~^_^;
    当時物らしく、わざと傷や汚れをつけて売る輩もいるので、気をつけなければ…

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      メチャゴジラ

      2017/09/23

      ゼットンとモスラも確かに紛らわしいですね。ゼットンはオリジナルの角が黄色ですが91年式は赤でしたね。わざと足裏にマジック記名していることもありますね。しかし、その後のブルマァク復刻版がオリジナルとは全く違う彩色にしていたことは今日、ネット上で混乱を起こさなかった点でナイスな判断だと思います。

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    mocopapa

    2017/09/23

    ぼくは、91年に円谷怪獣の復刻が出ているのとは知らずに、街のおもちゃ屋さんのソフビコーナーでこれらのソフビが一個、1800円で売られており、興奮しながらまとめ買いしたのを覚えています。20年以上前のお話。。(全部、タグが外されていたので、ビンテージだと思ってました)後に、復刻版という物が存在することを知っったんですが・・・。
    オークションでよく見られるのが当時物として売られている物が、「どの時代(当時)をさしているか?」なんですよね。当然、そのキャラクターのテレビ本放送が放映されている時期に販売されたものを当時物と呼ぶのでしょうが、ウルトラマンなどは再放送に合わせて販売された物も多く、線引きの幅も広くなってくるんですよね。
    ソフビを造るにしても、彩色するにしても、業者でない方でもその気になれば造れる時代ですからね、偽物もこれから増えてくるのでは?と思っています。出来るだけ、多くの本物を手にしてみて真贋を見抜く眼を養うしかないですよね。

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