レトロ図版ゴム印の試作
初版 2020/11/07 17:55
追加で注文していた、レトロ図版ゴム印のサンプルが昨日出来上がってきた。
元図版のパーツをPhotoshopで切り貼りして作った「¥」「No.」のふたつを、前に作った数字印と同じ大きさで、ということでデータを拵えて発注した筈だったのだが、……
……なんかひと回り小さいよね?
んん、捺してみてもやっぱりひと回り小さい。ダメだこりゃ。
ということで、早速データは作り直し。
フェイスをやや太めにして、大きさも数字より多少デカいくらいにしてみた。多分これで次に注文するときにはイケるとおもう。
もうひとつ、「本」が小さ過ぎてディテイルが巧く出なかったので、確実に綺麗にできる図版を使って別のものを試作。
明治後期から大正初期にかけて、広告とかカタログとかで「注目!」という場面によく使われた、指さし印。
今でもフォントには必ず含まれている記号だけれども、こういう手首に道化服みたいなびらびら裝飾がついたヤツは珍しいとおもって。タッチも切り絵風で、今はまず見られないヤツ。
こちらは捺し具合も上々☆ 元図版はいずれも大正初めの印刷材料カタログから。
図版研が東京・阿佐ヶ谷の ねこの隠れ処 に開設予定のマイクロライブラリ「レトロ図版博物館」改修工事費が手持ち予算では大幅に足りなくなりそうになって、近々クラウドファンディングをやってみることになった
http://kuronecosiloneco.seesaa.net/article/478302387.html
ので、今回試作したレトロ図版ゴム印をご出資者向けの特典につけてみようか、ということに。さて、その効果のほどは如何に如何に。
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図版研レトロ図版博物館
「科学と技術×デザイン×日本語」をメインテーマとして蒐集された明治・大正・昭和初期の図版資料や、「当時の日本におけるモノの名前」に関する文献資料などをシェアリングするための物好きな物好きによる物好きのための私設図書館。
東京・阿佐ヶ谷「ねこの隠れ処〈かくれが〉」 のCOVID-19パンデミックによる長期休業を期に開設を企画、その二階一面に山と平積みしてあった架蔵書を一旦全部貸し倉庫に預け、建物補強+書架設置工事に踏み切ったものの、いざ途中まで配架してみたら既に大幅キャパオーバーであることが判明、段ボール箱が積み上がる「日本一片付いていない図書館」として2021年4月見切り発車開館。
https://note.com/pict_inst_jp/
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