周辺的なものの誘惑(その2)

初版 2024/02/03 10:09

改訂 2024/02/03 22:56

最近とみにその誘惑をつよく感じるのが、ebayその他の植物化石です。
これはまあ写真の撮り方がうまいというのもあるが、とにかく目が引き寄せられる。
いけないいけないとは思いつつ、有無をいわさぬ力でそっちのほうに引っ張られていく。
これはもうローレライの歌のようなものです。

植物化石なんて、もうずいぶん前に一通り買い揃えて、たいてい様子はわかっているはずなのに、いったいどういう風の吹き回しで、こういう事態に陥ってしまったのでしょうか。

ひとつには、集めたものをことごとく手放してしまった、という事情があります。
現在手元にひとつも残っていないので、写真を見せられると、懐かしさも手伝って、ぐっと引き寄せられるんでしょう。

どうせ買ってもまたすぐ飽きて、売りに出すのが関の山だろう、という内心の声もあります。
が、しかし、この誘惑はなかなか堪えがたいものがありますよ。
極端なことをいえば、リビドーを刺戟されているようでもある。

うーむ、困った……

誘惑に勝つ唯一の方法は、誘惑に負けてしまうことだ、というだれやらの言葉が脳裡をよぎります……

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ktr

鉱物と化石の標本を集めています

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    trilobite.person (orm)

    2024/02/03 - 編集済み

    例えばリンボク、ロボクなど、目を引くのでふらふらっと買ってしまいそうになりますね。見栄え良い物でも、三葉虫は勿論、ウミユリあたりに比べても安価なので、同じ価格帯なら満足度は1番高そうです。
    あとはその満足感、興味がいつまで続くかでしょうか。

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      ktr

      2024/02/03

      いやはや、まったく仰るとおりで、そのあたりがジレンマになっております。
      買う、飽きる、売る、また買う、というサイクル(輪廻?)から解脱できる日はくるのでしょうか。
      ともあれ今はebayは目に毒なので、努めて見ないようにしております。

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