鉱物部門を撤去して

初版 2024/01/14 15:03

改訂 2024/01/28 20:47

年明け早々、当ミュージアムの2階に設置していた鉱物部門を閉鎖・撤去してしまいました。
理由はいろいろありますが、いちばん大きいのは

写 真 が う ま く 撮 れ な い

これですね。

なんというか、登録したアイテムを見ても、じつにつまらない感じだし、新規に登録しようとして準備した写真も、色合いがおかしかったりピンボケだったりで、先を続ける意欲がすっかりなくなりました。

何億年もかけて石になり、いわば完全に死んでいる化石に対して、鉱物というのは生きています。
少なくとも生きているかのようなみずみずしさがあります。
つい昨日、どこかの産地から採ってきたような、生きのいい鉱物たち。
それらのもつ、鉱物精気(les esprits minéraux)ともいうべきものをうまく捉えることができないとすれば、そんな写真を登録することにはたして意味はあるでしょうか。

そんなふうに考えて、鉱物部門はしばらくお休みすることにしました。

次になにかやるとすれば、それは当然のことながら、写真の技術を上げることです。
幸いにしてネットには「鉱物写真をうまく撮る方法」を解説したページがあちこちにあります。
そういうものを参考にしながら、もう少しあがいてみたいと思っています。

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ktr

鉱物と化石の標本を集めています

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    Trilobites

    2024/01/17 - 編集済み

    何も削除までしなくても、とは思いましたが、実物と掛け離れていて納得いかないなら仕方ありませんね。写真は、web博物館では相手に与える情報の8割以上は写真と思いますしね。muuseoのオーナーの方もあまり気にしない方から本格的な設備を使用してしっかり撮影されている方とは、例え同じものであっても印象はまるで違いますね。iPhoneのカメラでも十分綺麗な撮影はできますが、マクロレンズを使用した映像の方が個人的には好みではあります。

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      ktr

      2024/01/18

      削除といっても、再登録を前提としていますので、後ろ向きではないつもりです。
      鉱物関連は、このミューゼオでも少し覗いておりますが、やっぱり写真がいい加減な人は長続きしないようですね。
      理由はたぶん私と同じだと思います。
      ベストアングルからのベストショット、というような嫌ったらしいのは好みではなく、なるべくありのままの写真を撮りたいと思っているのですが、これがじつはむつかしいんですね。

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    trilobite.person (orm)

    2024/01/17 - 編集済み

    鉱物部門は一時撤退されてしまいましたか。
    私が持っている鉱物はわずかですが、確かにどの角度から取るかなどで見え方が大きく変わってしまうのはわかる気がします。その点三葉虫は、適当にiphoneで撮ったとしても、サイズがある種なら、それなりに見栄えがしますしね。
    それにしても、化石が死んでいるのに対して、鉱物は生きているという考えは、言われてみればその通りですが、目から鱗でした。

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      ktr

      2024/01/18

      そうですね、化石はわりと素人でもサマになりますが、鉱物はいけません。
      こちらはプロとの差は歴然としていますね。
      上のコメントでも書いたように、ありのままに撮れれば満足なんですが、それがじつはむつかしいのです。
      化石と鉱物との対比ですが、たとえば母岩という言葉は化石にも使われますが、鉱物に使うと、ほんとにマトリクス、母胎というイメージが鮮明に浮かんできます。

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    テッツァライト

    2024/01/28 - 編集済み

    私もまさに色や光沢に透明感、蛍光性や変色性を、鉱物の「精気」と捉えて写真に収めるように心掛けていました!
    ちなみにiPhoneカメラで頑張っています!!
    たしかに撮影は難しいですが、試行錯誤の結果「精気」を上手く込められた時の喜びが大きいのと、凝り性な性格が幸いして続けていられるように思います

    私も上手くいかない時はその石の撮影を一旦おいておくので後回しにするのも選択肢のひとつだと思います

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      ktr

      2024/01/28

      iPhoneでもああいう美麗な写真が撮れるのは、たいへん励みになります。
      私もなんとかせねばと思いつつ、つい後手に回ってしまいます。
      せっかくフォローしていただいて恐縮ですが、鉱物部門復活まではまだ時間がかかりそうです。
      またその節はよろしくお願いいたします。

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