一撃でやられる
初版 2024/12/16 22:09
改訂 2024/12/17 19:24
なんとなくショップを眺めていたら、いきなり!
三葉虫でもウミサソリでもアンモナイトでもない、いままで完全に関心の対象外だった腹足類の化石に目が釘付けになってしまった!
腹足類、つまり今でもそこらで見かける巻貝のたぐいですな。あまりにありきたりかつ平凡なので、化石種も含めてほとんど注意を払ってこなかったが、今回のものには一瞬にして心を奪われた。それはあたかもバベルの塔のごとき外観で、サクサクした感じの(つまり沙漠のような感じの)母岩にすっくと立っていた。そのたたずまいのなんと厳かで神秘的なことか。
値段を見ると安い。この値段でこれが買えるかと思うと、やみくもに欲しくなってくる。しかし、これまで古生代限定で集めてきた身としては、中生代(ジュラ紀)にまで手を延ばすのは禁を破るような後ろめたさがある。どうするか。しかしこの安さでは、たぶんすぐに売れてしまうだろう。そうなったとき、後悔せずに済むだろうか?
というわけで、考えるのはやめてすぐさまポチってしまった。なんという意志の弱さ! われながら情けなく、ふがいない。化石の神様になんといって申し開きをしたらいいか。せめて懺悔でもしておこうと思って、ここにこうして書いてみた。
まだ現物は荷主のもとにあるので画像は出せないが、下記リンクのものがそれ。
https://trifoss.com/product_info_sold.php?products_id=7360
Trilobites
2 days ago - 編集済み腹足類ではないですが、以前、フランス産ジュラ紀の腕足類Spiriferina Brachiopodに惚れてらした記憶がありますので、近い線ではないですかね。
美しい化石だと思います、到着が楽しみですね。
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ktr
about 21 hours ago - 編集済み腕骨入りの腕足、ありましたね。古生代を外れると、ウニの仲間なんかも私にはおもしろく感じられます。そういっても、今回みたいに不意打ちでもされないかぎり、購入には至らないと思いますが。トリフォスはけっこう私好みの標本が出るので注目しています。
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