熱でダウンしがちなラズパイーオーディオ
公開日:2019/7/19
今日は暑いですが、音楽を聴く時はおもに 自作のラズパイ組み込みDACプレーヤーですが、気温が高い日はラズパイが熱でダウンすることが判明。冷却装置を新たに作るのも途方にくれるので、USB電源の卓上ファンをあてて(100円ショップ購入)で使用してます。
見た目は雑ですが音質は高級機種並。というか使ってるDACのICがPCM1795というもともとバーブラウンのハイエンド用で、出力が電流増幅なのでI/V変換回路と電源構成がかなり複雑です。ICのレジスタもarduinoで書き換えて24bit→32bitに変更してあります。クロックは別途Abrconの高精度クロックをつけましたが、最初電圧を間違えてました。これは5Vではなく3.3Vです。

操作はweb操作の Volumio2 でいわゆる(IoT)ですかね。新しいバージョンが出たばかりです。これでアナログレコードをデジタルデーター化したものを聞いてます。(ネットラジオも各種聞ける)
心臓部のPCM1795は現在テキサス インスツルメントで扱っているようですが、新しいものじゃなくて、共立エレショップのキットもPCM179x系だったかな、、でも音質すごくマイルドで良いんですよこのIC。しかし解説書読むのは大変。もちろん全部英語だし。悪魔のようにも見えたICのはんだ付けも無難にこなしました。(やり方がわかればそんなに熟練は必要ない)
DACのICは通常I2Sと言われる信号を入力しますが、PCM信号はそのまま入らないので、通常DAI(デジタル オーディオ インターフェース)が必要ですが、ラズベリーパイはDAIの機能も持っていてI2S信号を出力出来るのが「売り」です。これで各種発売されているシングルボード コンピューターもことオーディオ組み込みに関する限りはラズパイ一択です。トラ技のセット販売なんかもあるようですが、PCM1795に関しては作例が見つからなかったのでほぼ解説書から自力製作になりました。
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