水に濡れると水色になる飴芯瑪瑙No48

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石の種類 飴芯メノウ

快晴の日の昼下がりに、乾いた砂利浜で見つけた時は白く見えました。

経年変化して白くなるのはよくある事なので気にも留めていなかったのですが、帰ってから殺菌消毒の為に水洗いしてビックリ!
なんと!水色に見えるではありませんか!

動画を撮影していたので確認したら、その時点で微かに青味がかった色が出ていました。

茨城の海では時々ですが、黒瑪瑙や黒玉髄、ブラックオニキスの中でインディゴ系の青味の強い個体に出会います。

そういった色味の個体でも経年変化して表面が白くなると、乾燥した状態では余り青味を感じません。
でも水に濡れると何故か青く見えるようになる。

光の影響なのでしょうか?

またこの個体は中にブラックオニキスが入り込んでいて、飴芯タイプになっています。
構造的にはゴビ瑪瑙のほぼ同じ作りかと思います。
とはいえ茨城の飴芯タイプは、芯は全て黒で他のカラーは有りませんが・・・

いずれにせよ、この個体の表面は元々は仏頭状になっていた物が海ズレして、それが経年変化して白くなったものです。
小ぶりですが色の良い上品な印象の一石です。

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