終戦直後のオールウェーブスーパーラジオ

終戦直後のオールウェーブスーパーラジオ

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ビクター 5AW-1型 ”黎明”
メーカー:ビクター
年代:1946年

戦後、日本を占領した連合国総司令部(GHQ)は、それまで禁止されていた短波放送の受信を解禁した。これにより、国内メーカーから多くの全波(オールウェーブ)受信機が発売された。これはそのひとつで、ビクターの戦後一号機でもある。夜明けを意味する「聡明」と名付けた所に、戦後の新しい時代にかけるメーカーの意気込みがうかがえる。
戦前直後の物資が欠如した時代に生み出された高級受信機は、高価すぎて売れなかったが、こうして日本の電子産業は戦後復興の一歩を踏み出したのである。

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