松下製ラジオ1号機(当選号型)

松下製ラジオ1号機(当選号型)

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ナショナル5球1号型超遠距離用R-51型
メーカー:松下電機製作所
年代:1932年

これは、電球のソケットやアイロンの量産で実績を作った松下がラジオに進出した最初の製品のひとつ。同社の試作品が1931年に東京放送局(JOAK)主催の交流受信機コンテストに当選したことからその市販モデルを「当選号」と呼んで宣伝した。高品質を目指して理想を追求し、漆塗りの豪華なキャビネットに収められた最初のシリーズには、コストがかかりすぎて商業的には失敗した。

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