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Lady Sheaffer Skripsert IV
モデル-Lady Sheaffer Skripsert IV-ペイズリーゴールドオンブルー。
ペイズリー柄の彫金に青いエナメル仕上げ、ペン先はステンレス製のTriumphラップアラウンドポイントの、青いグリップ。そしてキャップにはクリップが付いておりません、(写真6枚目)初めての経験?無しなんだ…へぇー(何故無いかは今後の課題)
全体像は細身で数本所蔵のレディシリーズの中でも最細、何故かキャップはしっかり閉まっているがクルクル回る仕様。(写真7枚目銀色の部品がフローティングされている)
ペン先はステンレス製でペンポイントが反り返り極めて硬く全くしならない、今回のペン先は前所有者の癖か落下による変形か不明だが、非常に書き辛いのでジャンクボックスより14Kのペン先を召喚!して交換しました。(太目の細字)
インクはカートリッジ、コンバーター併用
トライアンフ ラップアラウンド(巻きペン先)の背景
1930時代はカーボン用紙が普及し※1、筆圧をかけなければ、複写できなかった。
(若い方はご存知ないかもしれませんね。)
そこで、シェーファー社の宿敵、パーカー社が「Parker51」※2を1941年に発売する。
パーカー社は、これまでのオープンタイプのペン先ではなく、プラスチック製のフードに覆われていて、
少しのペン先が見える「フーテッド・ニブ」という物をを採用した。
ペン先がペン軸に覆われているため、より筆圧をかけられる。
結果的に、Parker51は1941~1970年後半まで、30年間にわたり2千万本以上が売り上げられたと大ヒット。
このような背景をもとに造られたのが「トライアンフ・ニブ」なのだ。
つまり、このガチガチに硬いペン先は複写にも使える為に生み出されたペン先だそうです。
※1
http://www.general-jp.com/gene_history/gene_history2.html#history-area2
※2
https://en.wikipedia.org/wiki/Parker_51
ace
2019/09/04すっごいペン先❗️😳
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貴方の手は何時も青い♡
2019/09/04硬いのに書くと硬さを感じさせない秀逸なペン先ですねぇ〜そっくり返りが利いているのでしょうね。
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ace
2019/09/04はぁ〜…
それは素晴らしい…✨
( ゚д゚)
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