ラミー 2000 EF (改造万年筆プラチナ混成)

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ラミー 2000
 ラミーHPより抜粋
1966年に登場した、ラミーのデザインプロダクト最初の製品です。バウハウスの影響を受けたデザイナー、ゲルト・アルフレッド・ミュラーの手による秀逸なデザインは、40年以上の時を経た現在でも決して色褪せることなく、ラミーデザインの原点を伝えロングセラー。

ボディは樹脂とステンレスのコンビネーションで、磨き上げられた樹脂の表面には繊細なヘアライン処理が施されています。世界で初めてステンレス無垢材を用いて作られたスプリング入りクリップは、今なお人々の目を引きつけるものです。
以上がウンチク

 デザインは典型的な葉巻き型、外装のヘアラインは滑り止めも兼て経年変化によるくすみとも無縁である。樹脂とステンレスの材質の差にも拘わらずシームレスなヘアラインの流れは技術者とデザイナーの喧々囂々な会話が交わされたであろうと想像させます。 ★この後モンブランでもこのヘアライン デザインが中堅クラスで取り入れられている。
 インクは吸入式でインクビューは透明。
クリップのバネ部分もわざわざ外に見せデザインとしている(写真4枚目)
あまり目立た無いがステンレスの前軸と樹脂の後軸との間にC型バネが有りクリップを挿した時のテンションになっています。
※分解時紛失し易いのでご注意。

★デザイナーのミュラーさんのウンチク

『BRAUN社(髭剃り)1962年発売のシクスタントは「SM3」というモデルです。ヘアーライン仕上げのダイキャストのブラケットとつや消しの黒い樹脂製のハウジングは緊張感のある大きなアールを持ったデザインで、後の直線と円弧の組み合わせになる前の造形です。ウルム造形大学の教授だったハンス・ギュジョロ Hans Gujelot とゲルド・アルフレッド・ミューラー Gerd Alfred Mueller のデザインです。』
 この後1966年ラミー2000でも金属と樹脂を合わせたヘアラインデザインに仕上げています。

書き味は……18Kの柔らかいペン先から繰り出されるアーチャラコーチャラ…そのうちペン先を修理したら書きます(T^T)

追記

またピコ~ンと来てしまいました、なるべくインクに染まらない様に注意して作業を進めました。
インクを抜いたプラチナの60F100
ペン先が頭に過ぎり確認してみると、まぁ何と云う事でしょう!
これはもしかすると!いけるんじゃないの?
シュポン、、、。
行けるじゃん、しかも元の状態よりいいじゃんか!と一人でご満悦の青でした。

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