FERRARI
パラグアイのレーシングカー切手
フェラーリ・312B
スクーデリア・フェラーリが1970年~1975年に投入したF1。
設計は、マウロ・フォルギエリとサンドロ・コロンボ。
1970年は312B、1971年と1972年は312B2、1973年~1975年は312B3。
車名の312は、3,000ccの12気筒エンジン、Bはボクサー(水平対向エンジン)をあらわします。
ボディは、フロントにラジエーターを置く葉巻型。
シャシーは鋼管フレームにアルミパネルをリベット留めする、フェラーリ伝統のセミモノコック方式。
モノコック後端上部から水平に2本の支持アームを伸ばし、ボクサーエンジンを吊り下げる格好にしているのが特徴。ロールバー上部からエンジンに向けて斜めにステーを伸ばし、そのステーにリアウィングを装備していました。
1970年シーズン開幕戦から投入され、当初はジャッキー・イクスの1台エントリーで、第4戦以降はクレイ・レガツォーニとイグナツィオ・ギュンティがセカンドシートをシェアしましたが、レガツォーニがレギュラーに定着しました。
第9戦オーストリア、第11戦カナダ、最終戦メキシコでイクスとレガツォーニがワンツーフィニッシュを達成。第10戦イタリアでは、レガツォーニがF1デビュー5戦目で初優勝を果たしました。
13戦中4勝・5ポールポジション・7ファステストラップという成績で、ロータスに次ぐコンストラクターズランキング2位となりました。
エンジン:2,991cc 180°V12
チーム:スクーデリア・フェラーリ
ドライバー:ジャッキー・イクス、クレイ・レガツォーニ、イグナツィオ・ギュンティ、マリオ・アンドレッティ、アルトゥーロ・メルツァリオ、ニキ・ラウダ
切手
1970年代
パラグアイ
ts-r32