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LED式 行先表示器(自作品)
こちらは、自作のLED表示器です。 枠付きのものが、上側がフルカラーLED側面用、 下側は幕式の表示器から3色LED式に交換された車両を イメージして製作しました。 大きい方は、E233系前面サイズです。現車では、後部標識は 高輝度LEDの赤色(別部品)ですが、イメージとして表現。 パソコンで写真を見ながら、1ドットずつ描いていきます。 今旬なネタである、「そうにゃん試運転」も作ってみました。 実際には存在しない、オリジナルの行先も設定できて、 とても楽しいです。 #行先表示器 #方向幕 #LED #E233 #あずさ中野 #中野あずさ
おまつ。
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幕幅の違う方向幕をセットする②
絞りバネ側にも同様に、発泡材を取り付けて、幕をセットします。 幕のセットを終えたら、幕を最上段から最下段まで試し巻きして、 巻き取り動作確認をします。検出ピンにピッタリ乗ってしまう 検知穴には、念のために予め、テープで検知穴を塞ぎます。 (画像①②) 幕に破損がある場合は、動作中に亀裂が大きくなり、最悪の場合 幕が破断してしまうため、予めテープなどで補修しておきます。 幕端のひび割れも、小さいものでも念のために補修します。 (画像③④) 幕の補修と動作確認が完了したら、あとは保護パネルを作ります。 幕の保護パネルは、塩ビ板にマグネットを使用する方法が 一般的ですが、今回は幕幅が違い、ドラムが見えてしまうため、 発泡材で幕板を製作し、塩ビ板と合わせて、表示器に取り付けます。 我が家では、700mm、680mm、LED表示器と、幕板の表示窓の大きさを 変えています。(画像➄⑥) 幕板が完成したら、マグネットで表示器に取り付けて完成です。 発泡材は遮光するため、部屋を暗くしても、雰囲気が出ます。
おまつ。
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幕幅の違う方向幕をセットする①
国鉄時代の電動方向幕の幕幅は、大きく二つに分かれます。 一つは、485系など電圧比較式の特急車用の幕で680㎜。 もう一つは、「それ以外」の約700㎜です。 「それ以外」の方は、 直流同期進段式の12、14、24系客車をはじめ、 交流同期進段式の103、113、183、189、417系電車、 電圧比較式の201、203、205、107系電車などなど… ほとんどの車両が、約700㎜の幕幅となっています。 国鉄新幹線、103、183、189系の前面幕も、約700㎜です。 中には、微妙に仲間外れの幕(185系電車…675㎜、 115、415系電車…710㎜など)もあります。 また、国鉄末期になると、685㎜の幕幅が主流となり、 211系を筆頭に、209、E217、701、251、253、255、 651、E501、E351系などなどなど…東日本のほとんどの 新製車両が685㎜になりました。 今回は、電車用の同期進段式(700㎜)の表示器に、 特急電車用の680㎜の幕を、二本繋げて入れてみました。 まずは、表示器を念入りに整備します。ドラム軸の接点は、 特に油切れが発生するため、潤滑剤を十分に使用します。 (画像②) 同期進段式の表示器は、正面右側に幕の停止位置を検知する 検出ピンが三か所ついており、特急電車の幕とは、検知穴の 位置が異なります。 検出ピンが回転中の幕の検知穴に引っ掛かり、 幕が破損してしまう為、表示器側の検出ピンを、 幕に触れないように、裏から上げておきます。 (画像③の黄色い詰め物) 幕を片側の端に揃えて、駆動側ドラムにセットします。 今回は二本繋げますので、テープで繋げて、最後まで 巻き切ります。(画像④➄⑥) 駆動側のドラムにすべて巻き切ったら、発泡材をドラムの 大きさに加工したものを用意し、ドラムの端に取り付けます。 ドラムの端に少しでも余裕があると、幕が斜めに巻き取られ、 巻き取り中に幕がシワになったり、破損したりします。 (画像➆➇) つづく
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485系 側面方向幕(勝田電車区/L特急ひたち)
1972年から1998年まで「L特急ひたち」号などで活躍した、 勝田電車区所属485系電車の、側面方向幕です。 かつて、東北方面の485系(仙台運転所)には、方向幕にも様々な 列車や行先が、多数収録されていましたが、1985年頃に特急 「ひたち」が仙台運転所から勝田電車区に移管となり、勝田所属 となった485系は、「ひたち」や「鳥海」などの列車・行先のみが 収録された専用幕を搭載して、活躍しました。 この幕は、特急「鳥海」が消えて、1989年のライナー運行開始から 1994年に「平」駅が「いわき」駅に駅名変更されるまでの間、使用。 1991年夏に運転予定だった、幻の特急「ビーチイン大洗ひたち」用の 幕が収録されている(実は超激レア品)で、実装使用の痕跡が無いので、 恐らく上記列車に充当予定の編成に搭載しようとした幕と推測します。 ※特急「ビーチイン大洗ひたち」号 1991年夏に、上野~水戸~大洗まで、485系特急電車使用の海水浴臨が 設定されました。(水戸からはディーゼル機関車が特急電車をけん引) しかし、その年の5月に信楽高原鉄道で列車衝突事故が発生してしまい、 他社線への直通運転が見直され、特急「ビーチイン大洗ひたち」号は 幻となりました。 我が家では、大分電車区の「K&H」幕と繋げて飾っています。 #行先表示器 #方向幕 #485系 #ひたち #ビーチイン大洗ひたち
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485系 側面方向幕(大分電車区/K&H)
2013年まで「きりしま」「ひゅうが」「にちりん」で活躍した、 大分電車区(当時)所属の485系特急電車の側面方向幕です。 恐らく「きりしま&ひゅうが」塗装車両に搭載されていたと思います。 JR九州では、既存の幕に後から行先を「追加印刷」するため、 いつ頃から使用されている幕かは、わかりません。 「西鹿児島」と「鹿児島中央」の両方が入っています。 相当、使い込まれた痕跡があり、黒以外の文字は退色が見られます。 正直どのコマが追加印刷されたコマかも、判別出来ない程に 使い込まれています。 我が家では、勝田電車区の「ひたち」幕と繋げて飾っています。 #行先表示器 #方向幕 #485系 #きりしま #ひゅうが #にちりん
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253系 側面方向幕(大船電車区/N'EX)
1991年から2010年まで、成田エクスプレス号として活躍した、 大船電車区(当時)所属253系電車の側面方向幕です。 253系は成田空港の運用に特化していた為、 幕には「成田エクスプレス」号以外は入っていません。 この幕は、253系が「成田エクスプレス」号から撤退する末期の 2008年に製作されたもので、本系列の最終バージョンです。 251系や同時期の車両と同じく、文字に薄い色が使用されています。 方向幕には、行先以外の記号などは、あまり印刷されないため、 「N'EX」の飛行機ロゴは、当時は格好良く見えたものです。 我が家では「何でも入る安定のID-40」こと、便利な209系用の ID-40系の巻取器に、251系と繋げて入れて、飾っております。 #行先表示器 #方向幕 #253系 #成田エクスプレス
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251系 側面方向幕(田町電車区/SVO)
1990年から「スーパービュー踊り子」号として活躍している、 田町電車区(当時)所属251系電車の側面方向幕です。 251系は全部で4編成しか製造されなかった為、 方向幕自体も、あまり見かける事はないかもしれないです。 この幕は、運行開始直後の1991年に製作されたもので、 「ホームライナー」「おはようライナー」が追加される前の物です。 この時期に製作された方向幕は、文字が薄く印刷されており、 蛍光管を介して表示される事を前提として製作されました。 蛍光管なしの薄い印刷も、見比べてみて下さい。 登場から間もなく30年が経過し、置き換えの噂もある251系… いつまでも、伊豆方面への看板列車として、活躍して欲しいですね。 我が家では「何でも入る安定のID-40」こと、便利な209系用の ID-40系の巻取器に、253系と繋げて入れて、飾っております。 #行先表示器 #方向幕 #251系 #スーパービュー踊り子
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何となく撮ってみた①
205系の前面表示器を出したついでに、何となく撮ってみました。 我が家のこの表示器には、201系の首都圏幕も装備しているため、 205系が横浜線に登場した当初のような、黒幕一段表記の行先と 線名表示器のペアでも、撮影してみました。 やはり、後年の緑色の幕より、しっくり来るような気がします… 2つ目は、205系京葉線の前面幕…とは、何か違う…(@o@)? 全く違和感ありませんが、行先部分が「白幕」です。 …と言う訳で、103系の前面幕とのコラボでした。 京葉線の205系は、全通直後は線名表示器を使用していました。 快速系統は、行先幕と重複して、線名表示器にも「快速」を 表示していたため、違和感なく見れると思います。 横浜線の205系には、京浜東北線と山手線も収録されています☆ #行先表示器 #方向幕 #103系 #205系 #京葉線 #横浜線
おまつ。
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103系 前面方向幕(京葉電車区/京葉線)
2005年頃まで京葉線で活躍した、103系電車の前面方向幕です。 京葉線の103系には、元から設置されていた同期進段式の 行先表示器を、試験的にバーコードタイプに改造して 搭載していた編成がありました。この幕は、その改造編成に 使用されていた、2000年製造の前面幕になります。 ひらがな表記となった「千葉みなと」と快速種別、 海浜幕張の快速種別の入った、103系の最終版です。 ※「千葉港」表記の側面幕も公開しております。 通勤電車として、国鉄最大勢力を誇った103系電車も、 時と共に、新型電車にその道を譲りつつある中、 「房総進出で、まだまだ活躍してやるぞっ!!」という、 103系の野望が垣間見れる(笑)、好きな幕の一本です。 #行先表示器 #方向幕 #103系 #京葉線
おまつ。
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205系 前面方向幕(鎌倉総車/横浜線)
1988年から2014年まで、横浜線で活躍した、 大船電車区(当時)所属の205系電車の前面幕です。 新製当時は、黒地に白文字の標準的な前面幕でしたが、 根岸線方面からの下り直通列車の誤乗防止のため、 前面側面ともに「横浜線」の文字が入った、二段表記の 幕を、1989年頃~2002年頃まで使用していました。 2002年頃から、行先にローマ字を入れる必要が生じ、 それまでの、「下り二段表記」の幕から、ローマ字入り 緑地のカラー幕に、交換されました。 この幕は、緑地に黒文字を配した、2002年製造の幕で、 2008年に前面表示器がLED式の表示器に交換されるまで 使用されました。 横浜線の205系は、新製当初から線名表示器が使用され、 快速列車は、前面の線名表示器に「快速」を表示し、 行先表示器には、行先のみを表示していますが、 側面幕と幕順を合わせる関係で、同じ行先が2コマずつ セットされていました。 #行先表示器 #方向幕 #205系 #横浜線
おまつ。
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LEDライトボックス(たびじ商事様商品)
鉄道模型や車両部品を販売されている、たびじ商事様から 方向幕好きにはたまらない、素晴らしい商品が発売されました。 「ライトボックス」という商品で、蛍光灯型のLEDの製品と、 RGBを使用している製品があり、こちらはRGBです。 この商品の魅力は、何と言っても、この「薄さ」です。 鉄製のしっかりした枠ですが、厚みは僅か、1.5センチです。 壁に掛けたり、専用の展示台で手軽に飾ることが出来ます。 RGBの照明も、強すぎず弱すぎず、インテリアとして最適です。 もちろん、本来の白色だけでなく、発光色も変えられます。 方向幕は数分で交換が可能なので、いつまでも飽きません。 私は、30年近くに渡り、方向幕を収集しておりますが、 いつの日か、方向幕がインテリアとして、認められる日が来ると、 昔から思っておりました。 個人では、ここまで箱を作り込むのには、経費がかかるため、 このような製品を、待ちかねておりました。 幕マニアとしては、どうしても必要不可欠な「Hゴム」を取り付け、 自宅の玄関に「ウェルカムライト」として、飾らせて頂きます。 ※「Hゴム」取り付け済商品も、販売されているようです。 #方向幕 #行先表示器 #LEDライト #ライトボックス
おまつ。
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東京都交通局 巣鴨自動車営業所 側面幕
私が小学生の頃から高校卒業までお世話になった、 都営バス巣鴨営業所の側面方向幕です。 巣鴨営業所の車庫の近くに住んでいたため、 どこに行くにも、都営バスでした。 よく、出入庫のバスを選んで乗っていました。 この側面幕は、大江戸線開通に伴う路線改変後から 大塚営業所の路線受け持ち開始まで使用されました。 幕を装備した車両は、殆どがLEDに改装されましたが、 本幕を装備していた車は、そのまま廃車となりました。 我が家の展示棚のシンボル(笑)、前面幕をバックに 撮影してみましたが、行先の表示は同じでも、 世代は共通点のない、まったく違うものになります。 (前面幕はローマ字の入っていない「昭和」のもの。) #行先表示器 #方向幕 #都営バス #巣鴨営業所
おまつ。
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211系 前面種別幕(新前橋電車区/高崎線.東北線)
高崎線や東北線の上野口で活躍した、新前橋電車区の 211系電車の前面種別表示器と種別幕です。 LED式の表示器に交換された際に、取り外された物です。 この表示器は、3000番台の先頭車で使用されていました。 列車の前横に設置されている電動サボには、 「行先表示器」「線名表示器」「種別表示器」など、 外見は似ていますが、実は色々な種類があります。 「行先表示器」には通常、70コマ程度(209系以降は 50コマ程度)が収録できますが、この「種別表示器」は あくまで「列車種別」(普通、快速など)を表示する為だけの 表示器なので、最大で20コマしか収録できません。 また「行先表示器」は、列車の前面と側面の表示器は 連動していて、一つの指令器で表示を指令出来ますが、 「種別表示器」は連動せず、別に設定が必要です。 211系の種別幕には、「路線名」も収録されていますが、 実際に使用されている所は、あまり見た事がありません。 信越線の横川~軽井沢間が廃止された時のイベントで、 周りの人は皆「EF63」の部品を購入していましたが、 私は一人、この表示器を引きずりながら、帰宅しました(笑) #行先表示器 #方向幕 #211系 #高崎線 #東北線
おまつ。
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211系 前面種別幕(神領車両区/関西線.中央線)
1988年から関西線や中央線名古屋口で活躍している、 神領車両区211系5000番台電車の前面種別幕です。 2005年に開催された愛知万博の多客輸送列車として、 10両編成が「エキスポシャトル」として仕立てられました。 この幕は、そのシャトル列車に取り付けられた幕です。 東海地区の列車は、昔から列車前面にも行先駅名が 表示されているイメージがあり、実際に種別幕にも 行先が収録されていますが、211系の前面種別表示器は 20コマしか指令できないため、少々物足りないですね… 愛知環状鉄道への直通列車の、三角形表示がカワイイです。 我が家では、JR東日本の表示器に入れて、飾っています。 #行先表示器 #方向幕 #211系 #愛知万博
おまつ。
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都電荒川線 側面方向幕/巻取器
2011年まで都電荒川線で活躍した、 東京都交通局の都電7500形の側面表示器です。 7500系形自体は1962年の製造ですが、 1984年から行われた車体更新(載せ替え)の際に 新たに取り付けられた、電動幕式の表示器です。 私は長年、都電の幕を取り付ける表示器を探しており、 一昨年に、同型の阪堺電車の表示器を譲り受けましたが、 昨年、運良く幕付きの表示器を手に入れることが出来ました。 他に表示器のみ、もう一台手に入り、部品取りも完璧です。 路面電車の表示器は特注品なので、(価格にもよりますが) 部品取り用に複数台所有しないと、万が一故障したときに、 修理が出来なくなってしまうので、気をつかいます。 路線バスでは、終車や一つ前の車は、後ろから色付きの 電球で照らしていましたが、都電では終車と一つ前専用の 色付きの幕が、セットされていました。 とは言いつつも、いつの間にか、方向幕を搭載する車両自体が 少なくなってしまいましたので、バスなどで、赤・緑電球で 照らされた幕も、過去のものとなりつつありますね… #行先表示器 #方向幕 #都電 #荒川線
おまつ。