命の尊さを説くブラック・ジャックの言葉
ブラックジャック~手塚治虫の代表作といえばやっぱりこれでしょう! https://muuseo.com/freedom/items/564 freedom 先日、とある歌舞伎役者が一家心中を図り、両親がなくなるという痛ましい事件がありました。歌舞伎役者がやらかしたスキャンダルが公になる事を悲観したらしい事が原因の様ですが、ふとブラック・ジャックの「こっぱみじん」というお話の中で、ブラックジャックが発した言葉を思い出しました。このお話は独裁政治で自身に反対する人間を次々と処刑する大統領の息子のギュー殿下が「パパは人間として最低!」といった言葉にブラックジャックはうなずきますが、ギュー殿下が「パパは死んで責任を取らなくてはいけない。」という言葉に対して「責任は死ななくても取れるよ。ギュー殿下」と命の大切さを説くのです。この歌舞伎役者が本当に取るべき責任はスキャンダルが事実ならば、関係各所へ謝罪をして一から出直す事だったのではないでしょうか?そう考える事が出来なかったのは、伝統とか名門という言葉に押しつぶされたのではないでしょうか?いずれにしても、命は尊いものと改めて思い出したブラックジャックを通じて発信した手塚治虫先生の言葉をふと思い出しました。