小説版ガンダムでのキシリアの末路の様に~シャア専用リックドム
小説版ガンダムではシャア・キシリア・ブライトらが同盟を結び、ギレン討伐のため、ジオン公国へ乗り込みキシリアはシャアのリックドムの左手に乗り、ビーム・ライフルでギレンを掃射し、ギレンは声も無くその肉体を四散させます。キシリアは「っしゃー!天下とったどー!」思ったでしょう。しかし勝利の余韻も束の間で、シャアは『では』と声を発すると、リックドムの手首を回転させました。ゆーまでもなくキシリアはアスファルトにたたきつけられて死亡しました。これが小説版ガンダムのキシリアの末路でしたが、実は仕事でも似たような光景を目の当たりにした事があります。当時、やたらと威張り散らしていた課長Aがいました。課長Aは自身の片腕にするためにとある主任Aを必死になって育てようとしていました。そして見事に片腕になるまでに育てあげる事ができました。しかし、課長Aは業績不振の責任を取らされて、降格されてしまいました。そして、新しい課長Bがやってくるのですが、右も左も分からないこの課長Bに対して、主任Aは即相談相手となり、見事に課長Bの片腕に収まりました。しかし事はそれだけに終わりませんでした。降格されても口うるさかった元課長Aをうっとうしく思ったのか?この主任Aは課長Bとその上役の部長まで抱き込んで、元課長Aをろくに仕事を与えられない窓際に追いやってしまいました。自身を必死に育ててくれた恩も忘れて。この光景を見ていた私は小説版ガンダムで、シャアがキシリアに対しておこなった手のひら返しを思い浮かべました。そしてひとつの事を学びました。「今現在はばを利かしている奴が5年後も10年後もはばを利かせているとは限らない。だからこいつが嫌だから会社を辞めようと考えるなら、思いとどまった方がいい。」という事です。蛇足ですが、課長Bもその数年後に不祥事が発覚して、退職を余儀なくされました。私の課長Aから学んだことはまんざら間違いではなかった事が証明されました。 #思い出