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究極大怪獣アルティメットモンスターズ 第四集 アリブンタ
2007年から発売されていた究極大怪獣シリーズのアリブンタ。 劇中よりもややスタイリッシュに作られている。細かい箇所まで丁寧に塗装されていて美しい。喉の覗き穴も再現されているのが嬉しい。 造形、塗装、大きさ。全てにおいて最高のアリブンタです。 一家に一体欲しい。玄関に置くと運気UP!
ウルトラマン 怪獣 バンダイ 2008年神月≠デネブ
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ウルトラ怪獣500 アリブンタ
ニュージェネレーション作品から馴染みになった500ソフビのアリブンタ。 スパークドールズという名が親しい。 ギンガスパーク等のおもちゃで足の裏のライブサインをリードすると音声がなる仕様。 こじんまりとしていて手に取りやすく可愛らしいのが特徴。 一方で800ソフビのような細かいディテールと塗装は失われた。 首、両手、尻尾が稼働する。 平成アリブンタの頭部を再現したハート型がかわいい。 プレゼントにもぴったり! 2018年9月頃に生産が終了。おもちゃ売り場で見かけたら迷わず購入することをオススメします。
ウルトラマン 怪獣 バンダイ 2015年神月≠デネブ
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プレイヒーロー ウルトラマン対決セット ゾフィーvsアリブンタ
2000年代初期に発売され、今もなお続く「ウルトラマン対決セット」はとてもいい食玩シリーズである。基本的にはヒーロー一体、怪獣一体が収録された「これだけで遊べる」食玩だ。 初期のラインナップは今までなかなか収録されなかったキャラクターも補足されている点で貴重だ。 ガイアV1にテンカイ、エースにファイヤーモンス、ダイナミラクルタイプにグライキスとなかなか責めたラインナップだ。 その中に収録されたアリブンタ。対はもちろんゾフィー。ウルトラマン初のタッグマッチだ。エースとセットでギロン人も出してくれれば今のウルトラ超獣界のバランスも変わっていただろう。 さて、今回のアリブンタの特徴だが、見ての通り目つきの悪さが一番初めに挙げられる。塗装は今ひとつだが、全身のディテールはとても細かい。 サイズ感も程よいので、リビングに一つどうぞ!
ウルトラマン 怪獣 バンダイ 2003年神月≠デネブ
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ウルトラ怪獣シリーズ アリブンタ
ティガからはじまる平成3部作世代のマストアイテムといえばなんといってもウルトラ怪獣シリーズ、一般的にいう怪獣ソフビだ。 造形は最高とは言えないものの、遊ぶには申し分ない出来である。 今日は誰と戦わせようかななんて思いながらおもちゃ売り場を物色していたのを思い出す。 今回のアリブンタを語るならやはりその色味だ。サイケデリックでどぎついこのピンクは当時のおもちゃ売り場の派手さの中でも飲まれなかっただろう。こういうカラーバリエーションが私のアリブンタ棚を賑やかにする。 やはり怪獣は色が多い方が、トゲトゲが多い方がいい。 ちなみに、こちらのアリブンタには生産時期の違いで大きく軟質タイプと硬質タイプが存在する。 手にとれば判別は簡単だが、見ただけで判別できたらちょっと自慢できるぞ。 見分け方は顔とお腹を見れば一目瞭然だ。 それぞれ、解説していこう。 まず、写真前半の「軟質」アリブンタ。1992年、ウルトラ怪獣シリーズ64のタグ付きで発売されていたタイプのものだ。 顔の塗装は濃い青で顔の中心を通って口の手前までコンパクトに塗られている。 蛇腹と目、口は鈍く光る金色で塗られており、少々暗めな印象だ。 対して、両手のハサミと背中の角は白みがかった明るい銀で塗られている。 全体的に落ち着いた配色で渋さがあるのが軟質タイプだ。 流通量は同じぐらいだと思うが、個人的には硬質タイプよりも見かける機会が少ないように思える。 次に写真後半の「硬質」アリブンタ。生産時期の早いタイプだ。 顔は明るいメタリックブルーで塗装されており、軟質よりも塗られている面積が大きい。 蛇腹と目、口の配色はマッドなクリーム黄色で塗られている。軟質に比べてずっしりしている印象だ。 一方で両手のハサミと背中の角は軟質よりも暗めなメタリックなシルバーで塗装されている。 光沢のシルバーに成形色のピンクが反射して綺麗に見える。 パッと見たときに鮮やかでしっかりしているのが硬質タイプだ。 ウルトラ怪獣シリーズのアリブンタを見かけると大体は硬質タイプな気がする。 一見、判別しづらそうだが、並べてみると違いは明確。慣れてくれば判別なんて朝飯前だ。 女の子と一緒にフィギュアショップに行った時、ショーケースに飾られているソフビのアリブンタが硬質なのか軟質なのかを一瞬で見分けられればカッコいいこと間違いなし!高感度も爆上がりだ!※ 長くなったが今回のアリブンタ、飾って眺めるのはもちろんいいが、本来のようにお手持ちのウルトラマンと戦わせるのもいいだろう。 フィギュアーツやウルトラアクトなどとサイズ感もぴったりだ。 カラーリングが気に入らなければ塗装すればいい。中古品屋で出会える機会が多く手に入りやすいので、ソフビの無限の可能性を追求してみては。 ※実際に栃木県壬生市のバンダイミュージアム名物「ウルトラ怪獣タワー」にはこちらのアリブンタがご丁寧にも硬質、軟質の両方が展示してある。デートやオタク友達同士の観光にて、話のネタにでもどうぞ。
ウルトラマン 怪獣 バンダイ 1992年神月≠デネブ
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ウルトラ超獣名鑑 大超獣を越えてゆけ!編 「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」
この世の怪獣玩具で一番好きなのもは何かと聞かれたら2002年から発売されていた「ウルトラ怪獣名鑑」と答えるだろう。 登場作品のサブタイトルが描かれた台座付きのまるで劇中のシーンを切り取ったようなフィギュアで、非常にコレクション性があり集めて飾ってとても満足感を得られるシリーズだ。 一弾、二弾はほぼコンプリート。三弾以降もぼちぼち集めていたが、シリーズは初代マン、セブンで一区切りをついていたかに思っていた。が、近年、その怪獣名鑑に昭和二期のものがあることを知った。しかも超獣名鑑なるものがあるとは。 私は迷わずヤフオクを開いていた。 今回のアリブンタを見てみると、もう文句なしの出来である。 小さいフィギュアながらも細かなシワも再現されており、塗装も墨入れが施されているという気合の入れ具合だ。 左右非対称な角や口など、本当に奇跡的な出来具合である。 特に注目して頂きたいのが、目である。綺麗なタマムシ色は見ていて吸い込まれそうになる。 ウルトラマンA特有のサイケなサブタイトルも素敵だ。 我がアリブンタ祭壇でも中心に飾っており、数あるアリブンタの中でも特にお気に入りな一つなのだ。 同シリーズは2019年に新しい動向があったばかりだが、さっそくその続報に期待せずにはいられない。 タロウ編を出して欲しいというのが私の最後の願いだ。
ウルトラマン 怪獣 バンダイ 2008年神月≠デネブ
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HGシリーズ ウルトラマン45 「最強!最速!ウルトラマンマックス登場編」 アリブンタ
ウルトラマンのガシャポンといえばHGシリーズがまずはじめに上がる世代だ。 ソフビにはないが、怪獣図鑑で見たことのある怪獣が載っているガシャポン機があると一度止まって見ずにはいられなかった。 時にアリブンタが収録されたのは「ウルトラマンマックス」放送開始時のことだった。 怪獣好きの小学生がオタクへと変わる転換期であった。 ウルフェス会場に設置してあったが、同弾収録のマックスとダッシュバードしか当てられなかったのを思い出す。 ちなみに同弾にはエースとゾフィーも収録されており、劇中のウルトラコンバーターを渡すシーンのフィギュアとなっている。 このアリブンタもピンクだ。 しかも肌色に近い薄いピンクでよくよく見ると奇妙であるが、艶消しが施されたカラーリングは高級感を醸し出し、お気に入りのアリブンタの一つでもある。 頭部真ん中の触角??がアイスラッガーのように縦になっているのが珍しい。 造形は文句なしだ。 イボやトゲトゲも細かに再現されている。 このクオリティで当時200円で回せてたと思うと、今のガシャは高いんじゃないかと思ってしまう。 値段はどうあれ、このシリーズがウルトラでもまた復活して回せる日が来ることを切に願う。
ウルトラマン 怪獣 バンダイ 2005年神月≠デネブ
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HGシリーズ 「ウルトラ大怪獣バトルスペシャル2」 アリブンタ
レッドギラスにブラックギラス、ガロンとリットル、サゾラとノゼラなど怪獣は対になっていると嬉しい。 前回紹介したアリブンタにも兄弟がいた。 といっても色違いのアリブンタということなんだが。 前回の収録から3年経過し、カラバリが施され収録されたのが今回のアリブンタだ。 おそらく前回のものが奇妙な色合いだったからその反省も兼ねているんだろう。 世界にはアリブンタクレーマーも多い。 収録された時期はちょうど大怪獣バトルが終わった時期。私のウルトラ熱もとろ火になっていた頃だ。 同弾にはバキシム、デスフェイサー、デスレム、ネロンガ、レッドキング2代目、ジェロニモンなど赤マルファンが多そうなラインナップだが、私も最近まで存在を知らなかったのである。 ごめんよ怪獣たち、ごめんよアリブンタ。 さて、今回のアリブンタだが、やはり以前のものよりもカラーリングが意識されている。 全身落ち着いたブラックグレーだ。 リアルを意識したカラーリングだが、私のアリブンタ棚においてはイマイチ地味に写ってしまう。 なんども言うが、怪獣はカラフルでトゲトゲが多い方がいい。 色々なバリエーションがある方が棚も豊かになるじゃあないか! だが、造形は申し分ない。さすがHGシリーズ様々である。 個体差だとは思うが、右半身が取れやすい。 二体合わせて飾るとすごく映える。シーサーがわりに置いてみるのもいいだろう。
ウルトラマン 怪獣 バンダイ 2008年神月≠デネブ
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超対決シリーズ ウルトラマンノアvsアリブンタ (日本未発売)
アリブンタは海を越える。 私のアリブンタ収集もついに歯止めがきかないところまで来てしまった感がある。 だが、これは使命であり、責任なのだ。 中国で人気?のシリーズである超対決シリーズはその組み合わせがカオスである。 本セットもアリブンタの対戦相手はウルトラマンノアだ。 アナザースペースで神と称えられている「もはや生物なのか分からない存在」に僕らのアリブンタが敵うはずがない。 しかし、かの国はこのハンディマッチを組ませてしまった。 今回はあえてノアには触れないが、日本では500ソフビで発売されていない分、その手のファンにとってはかなりレアアイテムだろう。 だが、触れない。気になったら探して貰いたい。(ウルトラマンノアは日本では2020年3月にウルトラヒーローズで発売された。驚くことに、造形はこちらのセット版の方がよくできている) さて、このアリブンタだが、やはり承知の通り日本で発売されている500ソフビと何も変わらない。 変更点を挙げるとすれば口の黄色が濃くなったことと顔の塗装が雑になったことぐらいだろう。 言いたくはないが、劣化版である。 中国のウルトラマンといえばちょっと前に話題になったアニメのウルトラマンなど日本人にとってあまりいい印象はない。 しかし、私のフォロワーにも多くの中国のウルトラファンがいるように、このジャンルは世界共通なんだと思う。 いずれ世界のアリブンタファンが手を取り合える日がくればいいと思う。 だから、中国の人このアリブンタを買い占めてください。
ウルトラマン 怪獣 バンダイ 2019年神月≠デネブ
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ウルトラ墨絵スイング3 アリブンタ&ギロン人
墨絵スイングシリーズが好きだ。 ウルトラマンシリーズだけでも現在4弾までが発売されている。 その名の通り白と黒だけのキーホルダータイプのフィギュアである。 一回200円という価格もリーズナブルだ。 基本的にウルトラマンと怪獣9体ほど、メジャー枠からマイナーなものまで面白いラインナップだ。 中にはガルタン大王などびっくりするようなものもある。 その中で毎回のお決まりとなっているのが二体怪獣の枠だ。 レッドギラスにブラックギラス、グドンとツインテール、4弾に至ってはアストロモンスとオイルドリンカーという天才的な起用を見せてくれた。 その第三弾に選ばれたのが我らがアリブンタとギロン人なのだ。 小さい頃、「ウルトラマンZOFFY」が大好きだった。 特に好きだったのが古舘伊知郎の実況付きのバトル。幼心にとても新鮮だったのを覚えている。 劇中で特に印象に残ったのがギロン人とアリブンタが正面衝突し、お互いの目の灯りが消え、絶命するシーンだ。 「ノックアウトで同士討ち〜決まったか〜」 断末魔に口を動かすアリブンタがとても可愛らしかった。 今思えば、私とアリブンタの出会いもそこが最初だと思う。 さて、長くなったが、今回のアリブンタは珍しくギロン人と一緒だ。 無論、これこそ私の望んでいたアリブンタ食玩の形である。 最高の瞬間を切り取り、尚且つ白黒の塗装のみというところがなんともスタイリッシュだ。 墨絵スイングの開発陣の皆様には感謝しかない。カラフルさはないものの、背中の造形なんかは最高だ。 頭のハートも相まって、このデフォルメ造形がすごく可愛らしい。 本当によく分かっていらっしゃる。 #アリブンタ #ギロン人
ウルトラマン 怪獣 バンダイ 2017年神月≠デネブ
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特撮ヒーローズ「ウルトラマンA&タロウ」アリブンタ
昭和怪獣単推しファンに絶対的にオススメするのが「特撮ヒーローズ」シリーズだ。 SDガンダムの絵師として有名な横井孝二氏によってデザインされたかわいらしいデフォルメのミニフィギュアである。 その種類が豊富で初代、セブン怪獣はほぼコンプリート。Q〜レオまで多くの怪獣が収録されている。 相当皮肉れているマイナー怪獣ファンでない限り、かわいい推しの姿を拝めるのは嬉しい。 モチロンやエンマーゴなんてすごくかわいいぞ。 さて、このシリーズのA &タロウ編に収録されているのが今回のアリブンタだ。 収録されていることから、どうやら私は相当皮肉れたマイナー怪獣ファンではないらしい。 よかった。キングマイマイはないけど、まぁよかった。 ご覧の通り、カラフルな塗装とデフォルメされた幼児体型がとてもかわいい。 しかし、細かいところまで丁寧に造形されており、ツノなんかほんとリアルに作られている。 これもまたお気に入りの一体なので、皆さんも自分の推しを集めてみては。
ウルトラマン 怪獣 ザッカ ピー・エイ・ピー 270円神月≠デネブ
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ウルトラマン超闘士激伝PART4 アリブンタ
「アリブンタを知れば知るほど、私のまだ知らないアリブンタが次々と現れる」 これはどんなジャンルにも共通して言えることだが、改めて考えてみると恐ろしい事実である。 今回ご紹介するアリブンタも私の知らないアリブンタだった。 そもそも超闘士激伝にアリブンタが登場することさえ知らなかった。 しかし、一度見た時からこのアリブンタは絶対に手に入れなくてはならないという使命感を感じた。それほど欲しいと思える最高にかっこいいビジュアル。 これを私のコレクションに加えたい。 そして某大手オークションサイトで奇跡的な出会いをしたのである。 このアリブンタ、否、超獣戦車アリブンタは消しゴムタイプのフィギュアだ。 超獣戦車アリブンタとは超闘士激伝の見開き1ページに登場したキャラクターで、ヤプールが超獣軍団を率いて宇宙侵攻を開始した際に送り込まれた超獣だ。 中世の甲冑のような武装を身につけ、ギロン人を乗せて全てを粉砕する。 …していたらしい。(同じ超獣戦車にヤプールコマンドを乗せたブロッケンもいる。もちろん、こちらも消しゴム化されている。) ビジュアルはご覧の通り、アリブンタ史上一番かっこいい。 背中のなんだかよくわからない羽のような部位が両側から生えた本当の羽になっている。やはりあれは羽だったのだ。 長い一本角もサイや角竜のようでかっこいい。 背中に筍のように生えている角はギロン人が持つ操縦桿になっている。 前屈二足歩行というのも堪らない。全体的に奇抜なデザイン。 天才的な発想の塊である。作者は本当にアリブンタを知り尽くしている。 全身単色の消しゴムタイプのフィギュアに違いないが、バランスの取れた天才的なデザインを見事に再現してある。 本当に手に入ってよかったと思えるお気に入りの一つだ。 これからも私の知らないアリブンタに出会うだろうが、その喜びを噛み締めて生きていきたい。 今度はカラバリも集めちゃおうかな。塗装しちゃおうかな。もう一体はギロン人を乗せて飾ろうかな。
ウルトラマン 怪獣 バンダイ 1994年神月≠デネブ
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ポピー ウルトラ怪獣消しゴム 「ウルトラシリーズNo.4」アリブンタ
フィギュアマニアが踏み入れてはならないコンテンツの一つが消しゴムだ。 わずか2、3センチほどのゴム製フィギュアだが、そのバリエーションは底なし沼だ。 私のアリブンタ収集の線引きとして ・公式で発売されているものに限る ・カラーバリエーションは無視する ・タグ、箱入りには拘らない ということは最低線としている。これを超えてしまうと本当に収集がつかなくなってしまうからだ。 特にポピー怪獣消しゴムのバリエーションは異次元だ。 ネット上に出回っているものだけでも軽く10種類は超える。 それを全て集めることはできない。 形は違くてもアンノーンってポケモンには変わらないんだからいいんじゃね?という半ば諦めもある。 しかし、いつか全色を集めてみたいというのも事実だ。 アリブンタでミニチュアお花畑を完成させたい。 さて、今回のアリブンタだが、「消しゴム」という仮称はついているものの、非常に細かい造形だ。 そもそも、消しゴムとして使っていた子供はいたのだろうか?いたとしたら相当な真面目か愚か者だ。 私が所有しているポピー怪獣消しゴムアリブンタはメタリックグレー、メタリックパープル、メタリックグリーンの3種類だ。どうやらメタリックな塗装なものはレアらしい。(消しゴムはあまりよくわからないので教えて偉い人) なかなか男前な顔つきをしている。 角やイボイボなどよく見ないと分からないが、とても細やかだ。 足の裏には刻印がちゃんと刻まれている。 このアリブンタ自体、レア度はあまり高くないが、細かくて簡単なゴム造形であるが故、破損がないものに関しては珍しいらしい。
ウルトラマン 怪獣 ポピー 1978年頃神月≠デネブ
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セアーズ 磁力戦シリーズ アリブンタ
我々がコレクションケースに入れて保管している子供向け玩具は本来、子供らが遊ぶために作られた。 他の怪獣と戦わせたり、投げたり落としたり、水に入れたり…。 今でこそ子供向け玩具は箱から出さず、タグも取らず、色褪せしないカビが生えない環境で保管しておくと数年後に希少価値が上がるという考えが一般化しているが、1970年ごろはどうだっただろう? 子供向け玩具には破損が付き物だということをまずはじめに覚えておいて欲しい。 今回のアリブンタは個人的にかなりレアだと思う。 値段はリーズナブルだが、某大手オークションサイトでも一度しかお目にかかったことがない。 手に入った時はとても嬉しかった。故になかなかお気に入りの一体である。 セアーズの磁力戦シリーズはあまり情報が流通していない謎の多いシリーズだが、当時20円のガチャだったらしいということだ。 かなりデフォルメされていて首なんかないが、特徴でアリブンタだと分かる。 中央の触覚がないが、2本ツノでもこれはこれでかわいい。 小さいながらもアリブンタ の特徴であるツノ、ハサミ、蛇腹などが丁寧に作られている。 背中にはしっかり円谷プロの刻印も押されている。 本シリーズは消しゴムとの名を冠しているが、マグネットがゴムに練りこまれており、鉄にくっつく。 しかし、この素材が非常に脆いようで、すぐに破損してしまうらしい。 まして、細かく細い造形が多いアリブンタだけに、本来の目的どおり、ブンドドさせて遊んでいたら、ドクガンダーの幼虫になっていたに違いない。 全く破損がない状態で手に入ったからにはその貴重さに感謝し、我が家のアリブンタたちを、これからも大切にしていきたい。
ウルトラマン 怪獣 セアーズ 1970年代末〜神月≠デネブ
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ブルマァクの超獣シリーズ アリブンタ
我がアリブンタ棚で一際存在感を放つアリブンタがいる。 ブルマァクミニサイズのアリブンタだ。 ご覧の通り、とても不可解な姿形をしている。 体に比べ頭が大きく、目も黄色でかなり大きい。その代わり背中に生えている大きな角は畳まれているかのように控えめだ。 中古ショップのショーケースに飾られていたら一目でアリブンタと分かる人ばかりではないだろう。 抽象化されたデザインのブルマァクとはいえ、なぜ、ここまで奇抜なデザインとなったのか…… 誰がなぜ、どんな目的でこのアリブンタを生み出したのか? これから約3分。あなたの目はあなたの体を離れて、この不思議なアリブンタワールドに入っていくのです…… 私が勝手に考えた可能性は大きく二つだ。(完全に非公式かつ、全くの空想なのでその点ご了承ください) まず一つ目の仮説は生物学上のアリ、それも白アリからアプローチされたものであるという説だ。 ご存知の通り、家を荒らす害虫の代表である白アリだが、コロニー内での社会形成は人間顔負けである。 女王と王を中心に、食物の獲得や巣の構築などを担当する働きアリ、外敵からコロニーを護衛する兵隊アリ、コロニーが飽和した時に新しいコロニーを開拓するニンフアリとその役職がきちんと整えられており、女王と王が死んだ時にも、コロニーが崩壊しないように副女王、副王も設定されているという徹底ぶりだ。 その中でコロニー内に2〜3%存在する兵隊白アリが今回のアリブンタに似ているのだ。検索して頂くとお分かりになる(※気持ち悪いのであくまでも自己責任でお願いします)だろうが、普通の働きアリに比べ、頭の比率がとても大きい。 おそらくこちらのアリブンタを企画している最中で製作陣の家が白アリに侵食され、その恐ろしさからこのデザインを取り入れたに違いない。 さらに恐ろしい仮説が立てられる。 宇宙はアリブンタの大きなコロニーであり、我々の知るアリブンタはコロニー内の95%を占める働きアリブンタであり、このブルマァクミニアリブンタこそ戦闘に特化した兵隊アリブンタなのかもしれない。 あのアリブンタが最後の一匹だとは思えない… ちなみに白アリの分類はアリ目ではなくゴキブリ目である。 二つ目の仮説はアリブンタ幼体説だ。 皆さんも知っての通り、アリブンタは何らかの形でヤプールに地球侵略を委託されたギロン人が地底破壊工作のために育てた超獣だ。 「アリブンタ はO型の血液が好物でな。おかげで逞しい超獣に成長してくれた…」 というギロン人のセリフからもそれが伺える。 女性のO型の血液を大量に摂取し、お馴染みの姿になったが、ギロン人が委託された幼体は頭でっかちで羽根や角も未熟なこんな姿だったに違いない。 …もしかすると幼体は何体かいたが、血液を摂取し成長できたのはこの一体だけだったのかもしれない。 あるいは共食いなど同種族同士の弱肉強食で生き残った一体なのかもしれない。 これが本当だとしたらメタリウム光線を脳天に浴びても効かなかったアリブンタの強さも理由がつく。 ギロン人による地底要塞化計画は綿密に練られたビッグプロジェクトだったのだ。 まったく、そんなアリブンタの幼体まで立体化させてしまうなんてブルマァクは恐ろしなぁ。 … … … … … … …まぁ、冗談はさておき、珍しいアリブンタなので、皆さん一つは持っておきましょう。 終
ウルトラマン 怪獣 ブルマァク 1972年~1973年頃神月≠デネブ
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復刻 ブルマァク ミニ怪獣シリーズ アリブンタ
今日はアリブンタの「色」について話そうと思う。 ご覧の通り、アリブンタはカラフルな超獣だ。 成型色のパープル、頭部の鮮やかな赤、複眼のエメラルドグリーン、腹部を彩る山吹色、突起部分の白など多彩なカラーリングだ。 私のポリシーである「怪獣は色が多くてトゲトゲしてる方がかっこい」であるが、アリブンタがまさしくそれだ。 毒を持っていたり危険な動植物は決まって体色が派手になる警告色というものがあるが、普通の怪獣と一味違うということが超獣のカラフルさの理由なのかもしれない。 だが、派手な色のイメージが強い他の超獣と比べてもアリブンタには色が多いのがわかる。「色」の超獣といっても過言ではない。 色の超獣アリブンタ。 その特徴である色を取ってしまった場合、果たしてアリブンタはアリブンタとしていられるのか?? その疑問を解決するのが今回の復刻版ブルマァクのミニアリブンタだ。 結論から言うと、色が単色でもアリブンタはアリブンタなのである。 今回のアリブンタは基本的にピンクの成型色で、その上から腹部に赤を吹いただけの暖色系被せ、ほぼ単色ブンタだ。 だが、見ての通りこれは正真正銘のアリブンタに違いない。 そう。突起の多い、バランスのとれたシルエットこそアリブンタ最大の特徴なのだ。 カラーリングはアリブンタの魅力を彩る一要素だっただけで、カラーリングを省いても独自の存在感を出せるのである。 さて、今回のアリブンタを観ると本当に目立つ。目立ちすぎる色合いだ。 なんかもういやらしいぐらいのピンク! 造形も複雑なディテールも細かく造形されている。背中のイボイボや頭部のハートがとてもリアルに作られている。 目は黒での筆入れだけだが、これもまた味があってかわいい。 口から生えたシルバーの二本の牙も魅力的だ。 複雑なデザイン故に型抜きの観点から商品化を敬遠されただろうが、発売せざるを得なかったことから、やはりアリブンタは昔から大人気だったに違いない。 色が多くてトゲトゲで子供達に大人気、さらに目を変えればかわいい表情も見せるアリブンタこそ地方公共団体がゆるキャラ製作において注目するべきモデルの一つに違いないのだ!
ウルトラマン 怪獣 ブルマァク 2001年神月≠デネブ