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- 宝島社 別冊宝島185 プロレス必殺技読本 そのとき、リングに伝説が生まれた!
宝島社 別冊宝島185 プロレス必殺技読本 そのとき、リングに伝説が生まれた!
一九九三年十月八日発行
一九九四年十一月三十日第三刷
発行所―株式会社宝島社
平成5年(1993年)に宝島社より刊行された「別冊宝島185 プロレス必殺技読本 そのとき、リングに伝説が生まれた!」です。
プロレスの試合が展開されるうえで重要な要素の一つである“必殺技”。スープレックス、サブミッション、打撃技...、プロレスラーにはそれぞれ得意技というものがあり、中でもそれが最高のタイミングで繰り出され、試合を決したものが“必殺技”となる訳ですが、そんな“必殺技”について、気鋭の論客たちが思い思いに語った本です。
ちなみに私が好きなプロレスの“必殺技”は、かつて「プロレスの芸術品」と呼ばれ、昭和のプロレスにおいては最高ランクの必殺技として不動の地位を築いていたジャーマン・スープレックス・ホールド(和名:原爆固め)です。そして、好きな使い手は“若大将”時代のジャンボ鶴田。ジャーマン・スープレックス・ホールドは、この技の創始者であるカール・ゴッチのスタイルに影響を受けた新日本プロレスのリングで見ることが多かったのですが、日本人レスラー屈指の高身長から繰り出される非常に落差のある“投げ”、新日系の使い手にはあまり感じられない重量感に溢れている、破壊力抜群の鶴田のジャーマンが私は大好きでした。その後、名実共に全日本プロレスのエースとなった鶴田は不世出の名レスラー、“鉄人”ルー・テーズから「へそで投げる」式のバックドロップを正式に伝授され、こちらのほうを決め技とするようになったことでジャーマンのほうは封印された格好になりましたが、ブルーザー・ブロディやスタン・ハンセン、天龍源一郎らに対し、ジャーマンを決めるシーンも見たかったと今でも思っています。
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