JLP_21.ベンチャーズのすべて       (ALL ABOUT THE VENTURES)

初版 2023/04/02 06:04

改訂 2023/05/06 14:02

ジャケット(帯なし/帯付)
タイトル,レーベル,品番,発売日,初版アルファベット,定価,初版PM

※初版のLP-7462/63のジャケット(カートン・ボックス入り)

※再版のLP-8153/54のジャケット(カートン・ボックス入り)。
 途中でデザインの変更が入った。
  品番とSTEREO表示のロゴ,タイトルの「ALL ABOUT」の有無,写真の角度)

※再々版のLLS-67129/30(厚手のゲート・フォールド)。
タイトルの「THE VENTURES」が黒文字に、写真は初版に戻された。

※LP-7462/63の初出時は¥3,600なので、¥3,600帯もあるが未所有。

※LP-8153/54の初出時は¥4,000なので、¥4,000帯もあるが未所有。

  1. ベンチャーズのすべて 東芝     Liberty LP-7462/63   1966.02.15 (G) ¥3,600 A6
  2. ベンチャーズのすべて 東芝     Liberty LP-8153/54   1967.06.05 (H) ¥4,000 7L?
  3. ベンチャーズのすべて 東芝EMI Liberty LLS-67129/30  1977.06.20  (I) ¥4,000 7-5

※LP-8153/54のプレス・マークは所有品の中で最も若いものだが、初版時のものではないと思う。
※LP-7462/63は赤盤。LP-8153/54は赤盤と黒盤がある。LLS-67129/30は黒盤。

総目録掲載期間

  1. LP-7462/63 1967年版〜1968年版
  2. LP-8153/54 1968年版〜1975年版
  3. LLS-67129/30 掲載なし

添付品

裏ジャケットはほぼ赤一色なので、掲載しない。LP-7462/63とLP-8153/54には、ブックレットが挿入されているので、その一部を替わりに掲載する。内容は大きな写真と高崎一郎氏、福田一郎氏、朝妻一郎氏による解説となっている。

※LLS-67129/30ではブックレットの挿入はなく、朝妻一郎氏による楽曲解説のみがそのまま再掲載されている。

レーベル

※LP-8153/54は、初期と後期でレーベル・デザインが異なっている。
東芝EMI盤もあり、長期間に亘って販売され続けていたようだ。

※再々発のLLS-67129/130。

ソング・オーダー

SIde-A
  1. クルーエル・シー(Cruel Sea)<M.Maxfield>
  2. ペネトレーション(Penetration)<Steve Leonald>
  3. ブルドッグ(Bull Dog)<G.Tomsco>
  4. アイ・フィール・ファイン(I Feel Fine)<Lennon-McCartney>
  5. 朝日のあたる家(House Of The Rising Sun)<Alan Price>
  6. アウト・オブ・リミッツ(Out Of Limits)<Michael Z.Gordon>
  7. 10番街の殺人(Slaughter On 10th Avenue)<Richard Rodgers>
Side-B
  1. ベサメ・ムーチョ・ツイスト(Besame Mucho Twist)<C.Velazquez>
  2. ラヴ・ポーションNo.9(Love Potion No.9)<Leiber-stoller>
  3. 星への旅路(Journey To The Stars)<Wilson-Bogle-Edwards-Taylor>
  4. ウォーク・イン・ザ・ルーム(When You Walk In The Room)<J.deShannon>
  5. ウォーク・ドント・ラン'64(Walk Don't Run'64)<John Smith>
  6. ラップ・シティ(Rap City)<Wilson-Bogle-Edwards-Taylor>
  7. ワイプ・アウト(Wipe Out)<The Surfaris>
Side-C
  1. ベンチャーズ・メドレー:急がば廻れ〜パーフィディア〜木の葉の子守唄
    (Walk Don't Run - Perfidia -Lullaby Of The Leaves)
     <John Smith , A.Dominguez , Petkere-Young>
  2. 悲しき闘牛(Lonely Bull)<S.Lake>
  3. テルスター(Telster)<Meek>
  4. 夢のマリナー号(Marinner No.4)<Wilson-Bogle-Edwards-Taylor>
  5. ドライヴィング・ギター(Driving Guitar)<Wilson-Bogle-Edwards-Taylor>
  6. アパッチ(Apache)<J.Lordon>
  7. イエロー・ジャケット(Yellow Jacket)<Wilson-Bogle-Edwards-Taylor>
Side-D
  1. パイプライン(Pipeline)<Spichard-Colman>
  2. サーフ・ライダー(Surf Rider)<Nole Edwards>
  3. バンブル・ビー・ツイスト(Bumble Bee Twist)<Arr.Wilson-Bogle-Edwards>
  4. ダイアモンド・ヘッド(Diamond Head)<D.Hamilton>
  5. キャラバン(Caravan)<Ellington-Mills-Tizol>

※C1のベンチャーズ・メドレーは、演奏されている通りの曲順で表記したが、初版のLP-7462/63では
「急がば廻れ〜木の葉の子守唄〜パーフィディア」と誤表記されており、これがLLS-67129/130まで
そのまま踏襲されてしまった。(ブックレットやレーベル共に)

コメント

 1965年7月~9月の来日時の演奏を収録したライブ盤。2部構成のステージ(それぞれ45分ずつ)のかなりの楽曲を4面に亘って収録している。この時代にLP2枚組というのは異例で、最初のライブ盤「ベンチャーズ・イン・ジャパン」(LP-7270)の大ヒットに後押しされてのこととは思う。しかし、購買層が富裕層から外れたところにあることを考えれば、相当勇気ある決断だったと思う。さすがに「イン・ジャパン」と同様のヒットとはならなかったようで、かつて「イン・ジャパン」が中古市場にこれでもかと言わんばかりに出回ったのに対し、こちらはあまり目にすることがない。このアルバムを1枚に編集したものが、同タイミングで発売されている(LP-7464)。

 全体的に速めのテンポ(このレコードもピッチが高く、A = 444~449Hz ぐらい)で荒さもあるが、全盛期の勢いを充分感じさせてくれる。ベース・ギターのトーンがややガリガリで、深みに欠けるのが残念。

「ベンチャーズ・メドレー」「悲しき闘牛」「テルスター」のリード・ギターはボブ・ボーグル。
ノーキーはベースを弾いている。

 このレコードと同じ音源が、映画「愛すべき音の侵略者たち」に使われている。そこでは、ドン・ウィルソンが「フィール・ソー・ファイン」を歌うシーンも見られるが、音はスタジオ録音のレコード音源が使われていた。

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

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