JLP_104.ベンチャーズ・オン・ステージ'76(THE VENTURES ON STAGE '76)

初版 2024/07/02 16:53

ジャケット(帯なし/帯付)
タイトル,レーベル,品番,発売日,初版アルファベット,定価,初版PM

  1. ベンチャーズ・オン・ステージ '76
    東芝EMI Liberty LLS-80716(S) 1976.12.20 (I) ¥2,500 ?

 ※ 発売日は、見本盤表記による。

総目録掲載期間

記載なし。

裏ジャケット

内ジャケット

インサート

レーベル

ソング・オーダー

SIde-A
  1. プロローグ・ブルドッグ(Prologue-Bulldog)<G.Tomsco>
  2. レッツ・ゴー(Let's Go)<L.Duncan-R.Duncan>
  3. ドライヴィング・ギター(Driving Guitars)<Wilson-Bogle-Edwards>
  4. ベンチャーズ・メドレー '76(The Ventures' Medley '76)
    ウォーク・ドント・ラン(Walk Don't Run)<J.Smith>
    パーフィディア(Perfidia)<A.Dominguez-M.Leads>
    木の葉の子守唄(Lullaby Of The Leaves)<Petkre-Young>
    ブルー・ムーン(Blue Moon)<Rodgers-Hart>
  5. 日本のヒット・メドレー(Japanese Hits Medley)
    雨の御堂筋(Stranger In Midoosuji)<Wilson-Bogle-McGee-Taylor Durrill>
    京都慕情(Reflections In A Palace Lake)<Wilson-Bogle-McGee-Taylor Durrill>
    北国の青い空(Hokkaido Skies)<Wilson-Bogle-Edwards-Taylor>
    二人の銀座(Ginza Lights)<Wilson-Bogle-Edwards-Taylor>
  6. ビューティフル・サンデー(Beautiful Sunday)<D.Boone-R.McQueen>
  7. 我が祖国(This Land Is Your Land)<W.Guthrie>
  8. イエスタデイ(Yesterday)<J.Lennon-P.McCartney>
  9. デキシー〜デュエリング・バンジョー
     (Dixie)<Trad.> -(Dueling Banjo)<Trad. Arr.by Eric Weissberg>
  10. ワイプ・アウト(Wipe Out)<The Surfaris>
SIde-B
  1. 10番街の殺人(Slaughter On 10th Avenue)<R.Rodgers>
  2. 朝日のあたる家(House Of The Rising Sun)<Arr.A.Price>
  3. ダイアモンド・ヘッド(Diamond Head)<D.Hamilton>
  4. サンフラワー'76(Sunflower '76)<D.Wilson-B.Bogle>
  5. 悲しき天使(Those Were The Days)<G.Raskin>
  6. さよならは言わないで(Never Can Say Goodbye)<Clifton Davis>
  7. アパッチ(Apache)<J.Lordan>
  8. パイプライン(Pipeline)<B.Spickard-B.Carman>
  9. キャラバン(Caravan)<Ellington-Mills-Tizol>

US盤

なし。

コメント

 1976年9月1月渋谷公会堂でのライブ盤。
参加メンバーは、ドン,ボブ,ノーキー,ビフ・ヴィンセント,ジョー・ダリル,リーシャ,
ジョネル・カレンダー。
'71年以降のライヴ盤は2枚組が常となっていたが、
久々にシングル・アルバムにもどされた。そのため、カットされた曲もあるが、両面で1時間
近くが収録されており、カッティング・レベルは低め。

 ヴォーカルは以下の通り。(バック・ヴォーカルは省く)
「ビューティフル・サンデー」…ドン・ウィルソン
「我が祖国」…リーシャとジョネル・カレンダー
「悲しき天使」…ジョネル・カレンダー
「さよならは言わないで」…リーシャ

 お馴染みのベンチャーズ・メドレーに「ブルー・ムーン」がされ、日本のメドレーでも久々に
「北国の青い空」が挿入されたりと新機軸が打ち出されており、アレンジも良い。
「我が祖国」が取り上げられたのは、このレコードのみ。
「イエスタデイ」は昨年から採り入れられたノーキーによるアコースティック・プレイ、
「デキシー〜デュエリング・バンジョー」ではノーキーのバンジョー・プレイが披露される。
(ボブがアコースティック・ギターでサポート)
第2部は定番的なメニューとなっているが、さすがに余裕が感じられ、演奏も大変丁寧である。
「サン・フラワー'76」 はこの年のテーマであった「ひまわりキャンペーン」の主題曲で、
ステージでは田中美智子の歌もあったようだが、レコードではカットされている。
また、「およげ!たいやきくん」などもステージでは披露されたが、レコードには収録
されていない。(演奏シーンの映像は残されている)

 「悲しき天使」 は御存知メリー・ホプキンのカバーだが、この曲では
Think of all the great things we would do のところの節回しが昔から気になっており、
当初はメリーの音程が悪くて臨時記号がとれたように聞こえているものと思っていたが、
メリーの各国語バージョンなどをチェックしたところ、どれもそう歌っているので、
それがメリー・ホプキン・バージョンなのだろう。ここでのジョネル・カレンダーの歌唱は
臨時記号付きで、こちらの方が自然と言えば自然な気がする。
ちなみに、ベンチャーズ・バージョン(スタジオ録音)でのジェリー・マギーはメリー・ホプキン
と同じ(臨時記号なし)だった。
 ところでこの「悲しき天使」、楽曲解説によっては、クルト・ワイルの歌劇「三文オペラ」
からメロディーを拝借した、などと書かれていたものもあったと記憶しているが、
そうではなかったようだ。
本当の原曲がロシアの古い歌曲「長い道を」だということは、随分後になってから知った。
日本でも「花の季節」というタイトルで、音楽の教科書に掲載されていたこともあったようで、
学校で歌ったという方もいるとのこと。(私は、全く覚えがない)

 この年のステージは参加メンバーも多く華やかなものだったようだ。

ピッチは標準。

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

2024.07.08 テイチク・レコードを追加しました。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

Default