JLP_参考_2.Jim Croce Song Book（国内未発売）

ジャケット，タイトル，レーベル，品番，発売日

1. Jim Croce Song Book　U.A.　UA-LA217-G　1974.04　

　　※国内盤はないので、すべてＵＳ盤の情報。

裏ジャケット

レーベル

ソング・オーダー

Side-A

1. I Got A Name（アイ・ガッタ・ネイム（ラスト・アメリカン・ヒーローのテーマ））
   　<N.Gimbel/C.Fox>
2. Bad Bad Leroy Brown（リロイ・ブラウンは悪い奴）<Jim Croce>
3. I Have To Say I Love You In A Song（歌にたくして）<Jim Croce>
4. Lover's Cross（ラヴァース・クロス）<Jim Croce>
5. It Does't Have To Be That Way（ザット・ウェイ）<Jim Croce>
6. Age（エイジ）<Jim Croce>

SIde-B

1. Time In A Bottle（タイム・イン・ア・ボトル）<Jim Croce>
2. Don't Mess Around With Jim（ジムに手を出すな）<Jim Croce>
3. One Less Set Of Footsteps（朝の足音）<Jim Croce>
4. Operator（オペレイター）<Jim Croce>
5. Five Short Minutes（ファイヴ・ショート・ミニッツ）<Jim Croce>
6. Speedball Tucker（スピードボウル・タッカー）<Jim Croce>

※　カッコ内の邦題は、ジム・クロウチ本人の国内盤（当時発売されていたもの）に書かれていたもの。

コメント　

　航空機事故で世を去ったジム・クロウチ（1943.1.10 - 1973.9.20）の作品をまとめて取り上げた
アルパム。数多くのアルバムを発表しているベンチャーズでも、ここまで一人のアーティストの作品
のみで構成されたものはなかった。哀悼の意を込めて制作されたものと思うが、国内発売は
見送られた。

　自分自身は、恥ずかしながら生存中のジム・クロウチのことは全く知らなかった。
初めて買ったレコードも、死後発売されたアルバムで、そこには
「美しすぎる遺作/ジム・クロウチ・ラスト・アルバム」というショッキングな邦題が
つけられていた。

　冒頭の「アイ・ガッタ・ネーム」から身体の中に染み渡るような感覚を覚えたものだ。

　ベンチャーズのアルバムは、ジムが ABCレコード（国内盤はフォノグラム）に残した３枚のアルバム
から選曲されているが、アコギの役割が重要で、原曲のイメージを大切にしていることは明らか。
その分、ベンチャーズ自身のイメージからすると「やや地味」と受け止めるファンもあると思われ、
この辺りが国内盤が出なかった要因になっていたのかもしれない。

　「Age（エイジ）」は、ABC以前に「Jim & Ingrid Croce」として Capitol に録音したアルバム
（ST-319 : 1969）にも収録されていた。（Ingrid はジムの奥さん）
ちなみにこの Capitol盤のアルバム・ジャケットに写っているジムのビジュアルは、
トレード・マークの口髭もなく、一見「デビュー当時のブラザース・フォアのメンバーか！」
と思えるほど、かつての「アメリカの好青年」の典型的な姿だ。
（残念ながら所有していないため、掲載できない）
更には、もっと古い自主制作盤もあったようだ。

　ベンチャーズとしては異質とも言えるこのアルバム、作ってくれて良かった思っている。

※在りし日のジム・クロウチ

https://www.youtube.com/watch?v=Oh7iBPEmSbA

Jim Croce I Got a Name (1973) DJANGO UNCHAINED - YouTube

Quentin Tarantino's DJANGO UNCHAINED official motion picture soundtrackI Got A NameLike the pine trees lining the winding roadsI've got a name, I've got a na...

https://www.youtube.com/watch?v=Oh7iBPEmSbA