JLP_83.ポップス・イン・ジャパン'73(Pops in Japan '73)

初版 2024/03/22 04:40

改訂 2024/03/22 04:40

ジャケット(帯なし/帯付)
タイトル,レーベル,品番,発売日,初版アルファベット,定価,初版PM

  1. ポップス・イン・ジャパン'73 東芝 Liberty LLP-80801(S) 1973.07.05 (H)¥2,000 3-6

総目録掲載期間

1974年版〜1976/77年版。

裏ジャケット

内ジャケット

※ 全12曲中10曲には歌詞(日本語)が印刷されている。

レーベル

ソング・オーダー

Side-A
  1. 学生街の喫茶店(Gakusei-Gai-No-Kissaten)<M.Yamagami-K.Sugiyama>
  2. 喝采(Between Stage)<O.Yoshida-T.Nakamurs>
  3. ガラスの鐘(Wait For Me)<B.Bogle-D.Wilson>
  4. 瀬戸の花嫁(Seto-No-Hanayome)<M.Yamagami-M.Hirao>
  5. 回転木馬(Prima Vera)<B.Bogle-D.Wilson>
  6. 昨日の夢(Dreams Of Yesterday)<B.Bogle-D.Wilson>
  7. たどりついたらいつも雨降り(Tadoritsuitara-Itsumo-Amefuri)<T.Yoshida>
Side-B
  1. 旅の宿(A Night Of Our Trip)<O.Okamoto-T.Yoshida>
  2. 北国の別れ(Don't Leave Me)<B.Bogle-D.Wilson>
  3. 恋の十字路(I Want You Love Me Tonight)<J.Hashimoto-K.Tsutsumi>
  4. 卒業旅行(東宝映画「卒業旅行」より)(Sapporo Summer)<B.Bogle-D.Wilson-N.Edwards>
  5. オリエンタル・ラヴ・ソング(Oriental Love Song)<B.Bogle-D.Wilson>
  6. 夏の日の出来事(Summer Affair)<B.Bogle-D.Wilson>
  7. 恋人よ飛んでおいでよ(ラヴ・サウンズ主題曲)(Oh,My Love)<N.Masunaga-A.Saito>

US盤

なし。

コメント

 ポップス・イン・ジャパン・シリーズの第5作目。
メル・テイラーが脱退し、後任としてジョー・バリルが加入したのが1973年3月だが、
その直後の録音ではないかと思われる。ジョーにとっては、正式メンバーとしての初アルバム
ということになる。(以前から録音には参加していた)
メルは、既にグループを脱退していたジェリー・マギーやジョン・ダリルと
「メル・テイラー&ザ・ダイナミックス」を結成することになる。
(JLP_84.ベンチャーズ・オン・ステージ'73 の項を参照)


 オリジナル曲が半分を占めているが、メンバー交代の時期だったためか、
B.Bogle-D.Wilson となっている曲が多い。
見開きジャケット内部には、簡単な解説と歌詞が印刷されている。

 「回転木馬」は、シングルB面として先行発売されていた。
(JSg_74 : LLR-10331 : 1973.05.05 A面は「ラストタンゴ・イン・パリ」)

A6,B2,B5,B6 は、このアルバムのみの収録。

 B4 & B6 は、同時発売されたノーキー・エドワーズのソロ・アルバム「アゲイン!」
(Cream : ISP-80546 : 1972.07.05)にも収録されているが(もちろん録音は別物)、
そこでは前者の邦題が「サッポロ・サマー」となっている。

 歌詞が印刷されている曲の、ヴォーカル・バージョンを以下に記す。

学生街の喫茶店 ガロ
喝采 ちあきなおみ
ガラスの鐘(ベンチャーズのオリジナル) 浜恵子 Kit X-22(1972.10)
瀬戸の花嫁 小柳ルミ子
回転木馬 牧場ユミ
たどりついたらいつも雨降り モップス
旅の宿 吉田拓郎
北国の別れ(ベンチャーズのオリジナル) 三枝マモル Liberty LTP-2759(1972.12新)
 元ゴールデン・カップスのマモル・マヌー。
 Liberty からの第2弾だが、第1弾もベンチャーズの楽曲だった。
  A)ふたりの舗道
  B)夜明けのハイウェイ LTP-2694(1972.06.25)
    この2曲のベンチャーズとしてのレコードはない。
恋の十字路 欧陽菲菲 東芝 TP-2837(1973.05新)
恋人よ飛んでおいでよ ヤング101 CBS・ソニー SOLB-20(1973.04.01)

 浜恵子や三枝マモルのレコードの発売状況を見ていると、本家のベンチャーズ盤よりも
早いタイミングで発売されていたり、そもそも本家が録音していない曲があったりしている。
当初のベンチャーズ歌謡は、ベンチャーズとしての録音の中から日本マーケット向きの曲を
選択し、歌詞を作ってレコード化していた。が、この頃になると、最初から国内アーティスト
に歌わせることを目的とし、作曲家としてのベンチャーズに作品を依頼していたように
思える。

 
 「恋人よ飛んでおいでよ」ついては、シングル盤(JSg_75 : LLR-10393 : 1973.07.20)
を参照のこと。

https://muuseo.com/chirolin_band/diaries/314

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

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