JLP_78.ベンチャーズ・ゴールデン・ディスク第4集 オン・ステージ'72(THE VENTURES VOL.4 ON STAGE '72)
初版 2024/03/05 04:46
ジャケット(帯なし/帯付)
タイトル,レーベル,品番,発売日,初版アルファベット,定価,初版PM
※初版のLLP-95061Bのカラー・バリエーション。
※再発のLLS-67091/92
- ベンチャーズ・ゴールデン・ディスク 第4集 オン・ステージ'72
東芝 Liberty LP-95061B(S) 1972.11.20 (H) ¥3,300 2L - ベンチャーズ・オン・ステージ'72
東芝EMI Liberty LLS-67091/92(S) 1976.08.20 (I) ¥4,000 6-7
※初版のLLP-95061Bの発売日は、総目録1974年版による。
再発のLLS-67091/92の発売日は、見本盤レーベルの記載による。
※LLP-95061Bの中には「2KK 2LK」という複数刻印のプレス・マークを持つものがある。
「2K 2L」ということならば、「2K」(1972年10月プレス)の単独刻印があるのかも
しれない。3文字目の「K」の意味は不明。ちなみに、レーベルは東芝プレス標準の35mm
タイプ。
総目録掲載期間
- LP-95061B 1974年版〜1976/77年版。
- LLS-67091/92 総目録に記載なし。
裏ジャケット
※上 初版のLLP-95061B
※下 再発のLLS-67091/62
添付のブックレット
※画像は初版のLLP-95061Bのものだが、再発のLLS-67091/92では、別添ではなくジャケット綴じ込み
となっている。(内容はほぼ同じ)
レーベル
ソング・オーダー
Side-A
- クルーエル・シー(Cruel Sea)<M.Maxfield>
- ドライヴィング・ギター(Driving Guitars)<Wilson-Bogle-Edwards>
- アイム・ア・マン(I'm A Man)<S.Winwood-J.Miller>
- アパッチ(Apache)<J.Lordon>
- ダイアモンド・ヘッド(Diamond Head)<D.Hamilton>
- 二人の銀座(Ginza Lights)<Bogle-Edwards-Taylor-Wilson>
SIde-B
- 輝く星座(Aquarius/Let The Sunshine In)<Rado-Ragni-McDermot>
- 10番街の殺人(Slaughters On 10th Avenue)<R.Rodgers>
- ブルドッグ(Apache)<G.Tomsco>
- プラウド・メアリー(Proud Mary)<J.C.Forgerty>
- メドレー:京都の恋〜黒くぬれ
(Kyoto Doll)<Bogle-Durrill-McGee-Taylor-Wilson>
(Paint It Black)<M.Jagger-K.Richars> - ワイプ・アウト(Wipe Out)<The Surfaris>
Side-C
- ギミ・サム・ラヴィン(Gimme Some Lovin')<S.Winwood-M.Winwood-S.Davis>
- 朝日のあたる家(House Of The Rising Sun)<Alan Price>
- ゴッドファーザー愛のテーマ(Love Theme From Godfather)<N.Rota>
- ホンキー・トンク(Honky Tonk)<Doggett-Shephard-Scott-Buttler>
- 雨の御堂筋(Stranger In Mi-Do-Su-Ji)<Bogle-Durrill-McGee-Taylor-Wilson-Haruo Hayashi>
(ヴォーカル)欧陽菲菲
Side-D
- ウォーク・ドント・ラン(Walk Don't Run)<J.Smith>
- さすらいのギター(Manchurian Beat)<J.A.Schatrow,Arr by The Ventures>
- パイプライン(Pipeline)<Spickard-Coleman>
- キャラバン(Caravan)<Ellington-Mills-Tizol>
US盤
なし。
コメント
1972年9月30日 渋谷公会堂でのライブ盤だが、続けて3組発売された
ゴールデン・ディスク・シリーズの第4集としての位置付けとなっている。
1972年の日本公演は、7月16日から9月30日という日程で行われているので、
これは最終日の録音ということになる。この年の5月にジェリー・マギーとジョン・ダリルが
グループを脱退しており、リード・ギターにはノーキー・エドワーズが復帰している。
C3はノーキーのソロ・アルバム(「アゲイン!」 ISP-80546 : 1972.07.05)収録曲で、
ベンチャーズとしての録音はない。
ノーキーの復帰はファンの中でも賛否両論あったようだ。
ベンチャーズの様にキャリアの長いバンドになると、ファンのジェネレーションなどに
よっても好みが別れてくるのは致し方ないだろう。
A3,B1,C1 など、ジェリー・マギーになってからのレパートリーも取り上げられている。
そのノーキーだが、使用楽器はテレキャスター。
御存知のようにこの楽器にはトレモロ・アームはない。
従って「ドライヴィング・ギター」のコーダのようなプレイはペグの操作によっている
ものと思う。
また、「ブルドッグ」ではかつてモズライトのブリッジ外奏法などを聴かせていたが、
ここではワウ・ワウを用いてアドリブ・フレーズも一新されている。
ノーキーの復帰とは言っても、サウンド面は安定路線への回帰というのとは違っているようだ。
「ホンキー・トンク」なども、基本はロックン・ロールであり、ブルース・ギタリストのような
プレイとは違うけれども、ハンド・ビブラートを聴かせたり、60年代とは違ったスタイルを
示している。
「雨の御堂筋」は欧陽菲菲のヴォーカルだが、観客とのやりとりが面白い。
「ノーキーはクリーム・レコードの厚意による」といった記述がレーベル上にあり、
この時点では、契約上はベンチャーズの一員としてのものではなかったのかもしれない。
(クリーム・レコードは、ノーキーのソロ・アルバムを発売していたアメリカのレーベル)
尚、司会としてアレキサンダー1世の名が記されているのだが、レコードではマイクの
ラインがミキシングされていないようで、聞き取りにくい。
chirolin_band
国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。
2024.07.08 テイチク・レコードを追加しました。
今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。
ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。
https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2
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