JLP_74.ジョイ ベンチャーズ −ディスカバー・クラシック−(JOY)
初版 2024/02/20 06:02
ジャケット(帯なし/帯付)
タイトル,レーベル,品番,発売日,初版ィィアルファベット,定価,初版PM
※上 初版のLLP-80504
※下 再発のLLS-80515
※上 初版のLLP-80504
※下 再発のLLS-80515
- ジョイ/ベンチャーズ −ディスカバー・クラシック−
東芝 Liberty LLP-80504(S) 1972.05.05 (H)¥2,000 2D - ジョイ/ベンチャーズ −ディスカバー・クラシック−
東芝EMI Liberty LLS-80515(S) 1976.06.05 (I) ¥2,500 6-5
※ LLP-80504の発売日は、総目録1973年版による。
LLS-80515の発売日は、レコード・マンスリー1976年6月号の広告による。
(総目録には掲載されていない)
総目録掲載期間
- LLP-80504 1973年版〜1976/77年版。
- LLS-80515 掲載なし。
裏ジャケット
※上 初版のLLP-80504
※下 再発のLLS-80515
内ジャケット
ポスター
※ 添付のポスター(共通)。
レーベル
ソング・オーダー
SIde-A
- ベートーベン・ピアノ・ソナタ第14番「月光」(Beethoven's Sonata In C# Minor)
<Adapted by B.Bogle/D.Wilson/L.Taylor/M.Taylor/J.Durrill> - ある晴れた日に(歌劇「蝶々夫人」より)(One Fine Day(Un Bel Di))
<Puccini-Adapted by B.Bogle/D.Wilson/L.Taylor/M.Taylor/J.Durrill> - ペルシャの市場にて(ケテルビー)(In A Persian Market)<Albert W.Ketelbey>
- 白鳥の湖(チャイコフスキー)(Swan Lake)
<Tchaikovsky-Adapted by D.Wilson/M.Taylor/J.McGee/J.Durrill/B.Bogle> - バッハのプレリュード(Bach's Prelude)<Adapted by B.Bogle/D.Wilson/L.Taylor/J.Durrill>
- ピーターと狼(Peter And Wolf)<Prokofieff-Adapted by B.Bogle/D.Wilson/L.Taylor/M.Taylor/J.Durrill>
SIde-B
- 喜びのカンタータ(ジョイ)(バッハ、カンタータ第147番「主よ人の望みの喜びを」)
(Joy(Jesu Joy Of Man's Desiring))
<Bach-Adapted by B.Bogle/D.Wilson/M.Taylor/J.Durrill/J.McGee> - モーツァルト交響曲第40番(Mozart Forty(From Mozart's 40th Symphony,1st Movement))
<Adapted by B.Bogle/D.WIlson/L.Taylor/M.Taylor/J.Durrill> - エリーゼの為に(ベートーベン)(Elise(From Für Elise))
<Beethoven-Adapted by B.Bogle/D.WIlson/L.Taylor/M.Taylor/J.Durrill> - 死せる王女の為のパヴァーヌ(ラヴェル)(Ravel's Pavane)
<Adapted by B.Bogle/D.WIlson/L.Taylor/M.Taylor/J.Durrill> - モーツァルトのメヌエット(Mozart's Minuet)
<Adapted by B.Bogle/D.WIlson/L.Taylor/M.Taylor/J.Durrill> - ベートーベン交響曲第9番「歓喜の歌」(Medley Of Joy(From Beethoven's 9th Symphony))
<Adapted by Waldo De Los Rios>
US盤
USLP_49
"JOY"
United Artists UAS-5575(S) 1972.0
ソング・オーダーは、B1とB2が入れ替わっている。
コメント
ベンチャーズがクラシック作品をまとめて取り上げたアルバムで、過去にも単発でアレンジして
聴かせてくれていたが、こうした企画のアルバムは初めてとなる。大半の曲のリード・ギターを
ボブ・ボーグルが担当し、ベースはラリー・テイラー(キャンド・ヒート)となっている。
A4のベーシック・トラックは、「ゴールデン・デラックス」(JLP_59 : LP-8954 : 70.6.25)に
収録されていたものと同じ。
A5は「バッハのプレリュード」となっているが、演奏されているのは
「アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帖」に含まれている「メヌエット ト長調」。
(「ラヴァース・コンチェルト」の原曲)
B5は「モーツァルトのメヌエット」とあるが、原曲はピアノ・ソナタ K.545の第一楽章で
4拍子の音楽である。ベンチャーズのアレンジも3拍子ではない。
メヌエットというネーミングの由来は不明。
ちなみに、プロデュースとアレンジはベンチャーズとなっているが、ストリングスと
ホーン・セクションは一部を除き、ジョージ・ティプトンによると明記されている。
1曲だけ、そのアレンジについてネガティヴなコメントをしなければならない。
「ある晴れた日に」のアレンジが、寺内タケシとバニーズによるカヴァーとそっくりなのだ。
寺内タケシ盤はアルバム「レッツ・ゴー運命」収録曲として、1967年9月10日に発売されていた。
(KING : SKK-366)
イントロは寺内盤と全く同じで、これはプッチーニの原作(歌劇「蝶々夫人」)のどこにも出て来ない
メロディーである。恐らく寺内タケシが付け加えたものではないかと思う。
続いて登場するメインのメロディーが、高音域のフラット・ピックによるトレモロであることや、
後半での12弦ギターの使用など、どう聞いても寺内盤を下敷きにしているとしか思えない。
B1 は、シングルが先行発売されていた。(JSg_70 : LR-2984 : 1972.03.05 A面は「恋の湖」)
A2,A3,A4,A5,B2,B4,B5,B6 は、このアルバムのみの収録。
ベンチャーズ版の「ある晴れた日に」
https://www.youtube.com/watch?v=Vud1huVBdi0&list=PL80yQ4ujG1BCJ0i8cW0TvYB7HT0-qeqnH&index=3
寺内タケシ版の「ある晴れた日に」
chirolin_band
国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。
2024.07.08 テイチク・レコードを追加しました。
今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。
ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。
https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2
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