JLP_12.ベスト・オブ・ヴェンチャーズ    (THE BEST OF VENTURES)

初版 2023/02/16 06:21

改訂 2023/05/06 13:31

ジャケット(帯なし/帯付)
タイトル,レーベル,品番,発売日,初版アルファベット,定価,初版PM

  1. ベスト・オブ・ヴェンチャーズ 東芝  Liberty LP-7160(S)   1965.01新    (F)  ¥1,800 M4?
  2. ベスト・オブ・ベンチャーズ  東芝  Liberty LP-8148(S)   1967.06.05   (H)  ¥2,000 ?

    ※LP-7160の発売日は、1964年12月5日か15日。
    ※LP-8148は新装再発売盤。ジャケットの違いはステレオ・ロゴとリバティ・ロゴ。
     ステレオ・新ロゴは1965年2月頃から。
     オールド・リバティに替わってボックス・リバティが登場するのは、1965年11月頃から。
    ※LP-7160のプレス・マーク「M4」は、手持ち品の最古のものだが、「L4」があるかもしれない。
    ※LP-7160は、帯のバリエーションが豊富。左上から
     a)深緑半円帯(初版)¥1,800 所有品のプレス・マークは「M4」(64年12月プレス)
     b)水色半円帯 ¥1,800 同プレス・マークは「F5」(65年6月プレス)
     c)水色半円帯 ¥1,750修正シール 同プレス・マークは「M6」(66年12月プレス)
     d)水色V字帯 ¥1,750 同プレス・マークは「7B」(67年2月プレス)
       帯はボックス・リバティ・ロゴだが、ジャケットはオールド・リバティのまま。
    ※LP-8148は矢印帯で、手持ち品は¥2,200でプレス・マークは「4-6」(74年6月プレス)
     同じ矢印帯で¥2,000盤があるが、未入手。
    ※LP-7160は赤盤、LP-8148は赤盤と黒盤がある。

総目録掲載期間

  1. LP-7160 1966年版〜1968年版
  2. LP-8148 1968年版〜1976/77年版

裏ジャケット

※販売期間が長かったため、アルファベットも様々
 a)F ¥1,800
 b)G ¥1,800
 c)H ¥1750
 d)H ¥2,000 これは未所有のため画像なし 
 e)H ¥2,200
   a)〜c)はLP-7160、d)以降がLP-8148

※LP-8148の後半は、エバー・クリーンのロゴがなくなっている。

※LP-8148には、東芝EMI盤もある(東芝EMIは1973年10月1日設立)。
 既発盤の紹介では、廃盤になっていた筈の旧LBY規格のアルバムがそのまま掲載されている。
 社名やロゴは差し替えられているが、これはずっと放置されたままだった。
 中には再発盤が出ているものもあるのだが、その修正すらされていない。
 「カラーフル・ヴェンチャーズ」での細かな気遣いと比べると、これは手抜きだ。 

レーベル

※ジャケットのレーベル・ロゴは、前述の通り1965年11月頃からボックス・リバティに変更されたが、
 レーベル・デザインは従来のものが継承された。右側のタイプが登場するのは1968年6月頃である。

LP-7160のリ・カッティング

LP-7160のA面は、早い段階でリ・カッティングが行われている。

※上が当初のプレス・マーク「M4」(1964年12月プレス)分のマトリクス。
 LP-7160-A 13(13はスタンパーの番号だろう)
※中央がプレス・マーク「F5」(1965年6月プレス)分のマトリクス。
 LP-7160-A-21 4 既にリ・カッティングされている。
 (スタンパーのNo.は、画像では読めない)
 同盤のB面は当初の盤と同じで、これはLP-8148になってからも同じ。
 (マザーは作り直されているようだが)
※下がLP-8148、プレス・マーク「4-6」(1974年6月プレス)分のマトリクス。
 LP-7160-A 3S 2 3つ目のメタル・マスターから作られている。
 (スタンパーのNo.は、画像では読めない)。
 同盤のB面は LP-7160-B 2S  2」で、漸くリ・カッティングされたようだ。
※A面のリ・カッティングがいかにも早いと思われるので、メタル・マスターかマザーに
 何らかの問題が発生したのかもしれない。

ソング・オーダー

Side-A
  1. ウォーク・ドント・ラン・'64(Walk Don't Run '64)<Johnny Smith>
  2. パイプライン(Pipeline)<Spickard-Corman>
  3. 木の葉の子守唄(Lullaby Of The Leaves)<Petkere-Young>
  4. ブルドッグ・ツイスト(Bulldog)<G.Tomsco>
  5. テルスター(Telstar)<Meek>
  6. ドライヴィング・ギター(Driving Guitars)<Wilson-Bogle-Edwards>
  7. 愛さずには居られない(I Can't Stop Loving You)<D.Gibson>
Side-B
  1. 急がば廻れ(Walk Don't Run)<Johnny Smith>
  2. ロコモーション(Loco-Motion)<Goffin-King>
  3. サーフ・ライダー(Surf Rider)<Nold Edwards>
  4. ペネトレイション(Penetration)<Steve Leonald>
  5. 悲しき街角(Runaway)<Shannon-Grook>
  6. ロリータ・ヤ・ヤ(Lolita Ya Ya)<N.Riddle-B.Harris>
  7. ロンリー・ハート(Lonely Heart)<Bogle-Wilson>

コメント

 ベンチャーズ初のベスト盤。発売タイミングの関係で、「ダイアモンド・ヘッド」以降の有名曲は収録されていない。このLPを初めて聴いたのは1965年夏頃だったと思うが(友人の兄貴の友人が持っていた)、ベストと言いながらも耳なじみのない曲が多いな、と感じたのを覚えている。1965年1月の来日で大ブレイクするので、その直前の編集ということになるわけだ。A7 は、この時点では「西部に行く」(J10LP_2 : SL0B-10 : 1963年10月新譜)に収録されていただけであるし、A1 も国内盤シングルは発売されず、コンパクト盤(JEP_1 : LP-4023 : 1964.08.05臨)として紹介されていた。
 とは言え、65年時点での唯一のベスト盤であり、ブームにのって売れ行きは良かったようで再発盤も発売され、切れ目なく長くカタログに残っていた。ジャケットの装丁も大きくは変更されていないので、1975年頃の「ペラ・ジャケ」というのは、珍しかったと思う。日本語のアルバム・タイトルは帯で確認するしかないが、水色V字帯以降が「ベンチャーズ」表記に変わっている。
 A4,A5,B7のステレオ・バージョンはLP-7160が初出となる。

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

2024.07.08 テイチク・レコードを追加しました。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

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