JLP_71.ベンチャーズ・オン・ステージ'71<4チャンネル>(ON STAGE '71)

初版 2024/02/09 05:02

ジャケット(帯なし/帯付)
タイトル,レーベル,品番,発売日,初版アルファベット,定価,初版PM

  1. ベンチャーズ・オン・ステージ'71<4チャンネル>
          東芝 Liberty LZ-90001(4ch) 1971.12.20 (H) ¥2,500 1M

※ 発売日は、月報1972年1月号による(総目録も同じ)。

総目録掲載期間

1973年版〜1974年版。
4チャンネル盤は、概して販売期間が短い。

裏ジャケット

内ジャケット

※ 最終ページには、4チャンネル・レコードについての説明が詳しく書かれている。

レーベル

ソング・オーダー

Side-A
  1. ワイルドで行こう(Born To Be Wild)
  2. 輝く星座
  3. クラシカル・ガス
  4. 京都の恋〜黒くぬれ
  5. ハートに火をつけて
  6. 10番街の殺人
Side-B
  1. ワイプ・アウト
  2. アパッチ
  3. さすらいのギター
  4. ダイアモンド・ヘッド
  5. キャラバン

US盤

なし。

コメント

 11月に発売された2枚組ライブを編集し、4チャンネル盤として再発売したもの。
4チャンネル・システムというのは、当時結構話題になっており、ステレオのハードも含めて
かなりの点数が発売されていたと思うが、結局消えてしまった。
方式が統一されていなかったことに加え、アナログ盤の時代では無理もあったのかもしれない。
(下手をすると、ノイズが四方から聞こえ、頭の上を回転することもあったとか…)
このレコードの QM Sound というのはQuad Matrix の略ということで、
マトリックス方式をベースにしていることが判る。 
 ベンチャーズのレコードでは、この71年から74年のライブで、通常のステレオとは別に
4チャンネル盤が発売されている。

 ところでこの LZ-90001 だが、4チャンネルとしてのサウンドは確認できないが、
通常の2チャンネルで再生しても、レギュラー盤とは若干異なって聞こえる。
ベースがやや抑えめだがバランスはこちらの方が良く、ドラムスによくマイクが当たっているようで、
特にバスドラは生々しい。全体的な臨場感も、4チャンネル盤の方が優る。

 なお、このレコードは「PTS-DX CLEAR SOUND」によるカッティングであることが
帯に記載されている。
PTS は、Pinchless Tracing Simulator の略で、トレーシング歪みを除去し、
特に内周部に於いても良好な再生音が得られるとのが謳い文句だった。
クラシックでは、1969年12月20日にPTS第1弾が
発売されていた。(小沢征爾/シカゴ響の「シェヘラザード」)等
より古い時代のRCA-VICTOR の DYNAGROOVE なども、同様の効能書きが記されていたと思う。

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

Default