JLP_42.ベンチャーズ・トゥデイ 狂熱のR&Bヒッツ (THE VENTURES TODAY! GREAT R&B HITS)

初版 2023/07/21 05:24

改訂 2023/07/21 05:24

ジャケット(帯なし/帯付)
タイトル,レーベル,品番,発売日,初版アルファベット,定価,初版PM

※上 初版のLP-8491。
※下 キングからの再発GXH-34。

  1. ベンチャーズ・トゥデイ 狂熱のR&Bヒッツ!
           東芝   Liberty LP-8494(S) 1968.10.10 (H) ¥2,000 8J
  2. ザ・ホース キング U.A.   GXH-34(S)   1978.07.21 (-) ¥2,000

※ LP-8491は赤盤あり。

総目録掲載期間

1969年版〜1971年版。

裏ジャケット

※ 上は初出のLP-8494、下は再発のGXH-34。

レーベル

ソング・オーダー

その1(LP-8494)

Side-A
  1. ザ・ホース(The Horse)<Jesse James>
  2. ヒア・カム・ザ・ジャッジ(Here Comes The Judge)
      <Billie Jean Brown-Suzanne dePasse-Frederic Long>
  3. リッキング・スティック(Licking Stick-Licking Stick)<James Brown-Alfred Ellis-Bobby Byrd>
  4. クレイジー・ホース(Crazy Horse)<Jerry Cole-Glen Kastner-Norm Kastner>
  5. ザ・ギャロッブ(The Gallop)<Dany Hamilton>
  6. グレイジング・イン・ザ・グラス(Grazing In The Grass)<Philamon Hou>
Side-B
  1. ソウル・ブリーズ(Soul Breeze)<Christian Wilde>
  2. ジャンピン・ジャック・フラッシュ(Jumpin' Jack Flash)<Mick Jagger-Keith Richard>
  3. チュー・チュー・トレイン(Choo Choo Train)<Dannie Fritts-Eddie Hinton>
  4. ホース・パワー(Horse Power)<Christian Wilde>
  5. ティップ・トー・スルー・ザ・チューリップ
     (Tip-Toe-Thru'The Tulips With Me)<Al Dubin-Joe Burke>
  6. 急がば廻れ'68〜ダンス天国(Walk Don't Run ~ Land Of 1000 Dances)
      <John Smith ~ Chris Kenner>

その2(GXH-34)

Side-A

その1(LP-8491と同じ)

SIde-B
  1. メドレー:急がば廻れ〜ダンス天国
  2. ソウル・ブリーズ
  3. ジャンピン・ジャック・フラッシュ
  4. チュー・チュー・トレイン
  5. ホース・パワー
  6. ティップ・トゥー・スルー・ザ・チューリップ

US盤

USLP_38
THE HORSE
ON THE SCENE
Liberty LST-8057 1968.08

※ ソング・オーダーは日本盤の「その2」と同じ。
  「ON THE SCENE」は1970年頃?の再発盤で、メンバー写真にはジョン・ダリルの姿もある。
  このアルバム以降、モノラル盤は発売されなくなった。

コメント

 このアルバムが発売された時、ベンチャーズ・ファンの多くは戸惑いを隠せなかった。全般的にR&B色が濃く、従来のシンプルなロックン・ロールとは趣を異にしていたからだ。リード・ギターがジェリー・マギーに替わったことも大きく影響しており、ノーキーだったらこういうブルージーな 味は出しにくかっただろう。この頃には日本でもR&Bが聞かれるようになっていたが、「ベンチャーズ・ファン」と「R&Bフアン」がクロスする領域は少なかったと思う。このアルバムの主な購買層はベンチャーズ・ファンだろうから、取り上げられている楽曲に馴染みが薄いことも加わり、何度も聴き返すことによって理解を深めていったのだろう。

 全編にホーン・セクションがプラスされており、新メンバーということもあって制作面でも気合いの入ったアルバム。プロデューサーはジョー・サラシーノで変更はない。ホーン・アレンジメントとしてジョージ・ティプトンとウォーレン・ベイカーがクレジットされている。前者はニルソンのアレンジャーだった人で、ジョン・レノンが大絶賛した「パンディモニアム・シャドウ・ショウ」でも名前を見ることができる。

 US盤のライナーは「クリスチャン・ヴィルデ(Christian Wilde)」との署名があり、楽曲も2曲提供している。

 「急がば廻れ'68〜ダンス天国」は新メンバーによる初録音としてシングル盤が先行発売されていた。(JSg_46 : LR-1985 : 68.8.1)
「チュー・チュー・トレイン」と「ザ・ホース」が日本独自にシングル・カットされたが、発売はシングルの方が早かった。
(JSg_48 : LR-2114 : 68.10.01)
「グレイジング・インザ・グラス」 は、後に「草原の太陽」という邦題が付けられる。

  LP-8494はベンチャーズのアルバムとしては最後のペラ・ジャケ仕様となる。名物の(?)背あて竹籤もなくなった。

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

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