JLP_35.ベンチャーズ・デラックス　　　　　（THE VENTURES DELUXE）

ジャケット（帯なし／帯付）
タイトル，レーベル，品番，発売日，初版ｱﾙﾌｧﾍﾞｯﾄ，定価，初版PM

※上　LP-8310
※下　LLS-80513
　　　違いは、品番とステレオ・ロゴ、リバティ・ロゴ、及び「POPULAR DELUXE SERIES」の有無。
　　　色合いも少し違いがあるようだ。

※上　LP-8310 ¥2,000帯
※中　LP-8310 ¥2,200帯
※下　LLS-80513

1. ベンチャーズ・デラックス　東芝　　  Liberty　LP-8310(S)　   1967.10.15   (H)  ¥2,000　7J
2. ベンチャーズ・デラックス　東芝EMI　Liberty　LLS-80513(S)  1976.06　　  (I)  ¥2,500　6-5

※　LP-8310は赤盤と黒盤があり。LLS-80513は黒盤のみ。

総目録掲載期間

1. LP-8310　1969年版〜1976/77年版
2. LLS-80513　掲載なし

裏ジャケット

内ジャケット

特典ポスター

※　ポスターは、LP-8310とLLS-80513のどちらにも折込みされていた。
　　LLS-80513にはライナーも添付されていた。

レーベル

※上　LP-8310初版
※中　LP-8310後期
※下　LLS-80513

ソング・オーダー

SIde-A

1. ダイアモンド・ヘッド（Diamond Head）<D.Hamilton>
2. 10番街の殺人（Slaughter On 10th Avenue）<Richard Rodgers>
3. アパッチ（Apache）<Jerry Lordon>
4. ブルー・シャトウ（Blue Chateau）<T.Inoue>
5. 木の葉の子守唄（Lullaby Of The Leaves）<Petkere-Young>
6. ドライヴィング・ギター（Driving Guitars）<Wilson-Bogle-Edwards>
7. 二人の銀座（Ginza Lights）<Wilson-Bogle-Edwards-Taylor>

Side-B

1. パイプライン（Pipeline）<Spickard-Corman>
2. 急がば廻れ（Walk Don't Run）<Johnny Smith>
3. ブルー・スター（Blue Star）<Heyman-Young>
4. 東京ナイト（Tokyo Nights）<Wilson-Bogle-Edwards-Taylor>
5. ブル・ドッグ（Bull Dog）<G.Tomsco>
6. キャラバン（Caravan）<Ellington-Mills-Tizol>
7. 北国の青い空（Hokkaido Skies）<Wilson-Bogle-Edwards-Taylor>

ＵＳ盤

USLP_34
GOLDEN GREATS BY THE VENTURES
Liberty LRP-2053(M) 1967.09
Liberty LST-8053(S)  1967.09

Side-A

1. Telstar
2. The Lonely Bull
3. Rebel-Rouser <L.Hazelwood-D.Eddy>
4. Honky Tonk
5. Let's Go
6. Pipeline

Side-B

1. Walk,Don't Run
2. Tequila
3. Apache
4. Wipe-Out
5. Memphis
6. Out of Limits

※　A3　デュアン・エディのカバーだが、このＬＰが初出。（国内盤レコードはなし）
　　B1　収録されているのは Walk,Don't Run '64
　　B3　テイク違いの初出。（国内盤レコードはなし）

コメント

　同一のジャケットを用いていることと、どちらも編集物ということで、便宜上 "GOLDEN GREATS BY THE VENTURES" をUS Original アルバムとしたが、両者の収録曲はまるで異なっている。共通で収録されているのは「アパッチ」と「パイプライン」の２曲のみで、代表曲の考え方が日米でかなり違っているようだ。 US盤に収録されている「アパッチ」は、既存のものとテイクが異なっている。楽器はモズライトのようだし、演奏スタイルも日本でのライブと同じような感じなので、後から再録音されたものだろう。国内盤の「アパッチ」は既存テイクがそのまま使われている。また、"Revel Rouser" は、US でもこのアルバムで初登場となった曲だが、国内では発売されていない。
（直輸入のカートリッジ・テープについては、次の「コラム９」をご参照ください）

　ところでこのレコードは、1966年11月からスタートした P-8000 シリーズ（¥2,000）の頭を埋めていたデラックス・シリーズの１枚だが、ベンチャーズはかなり発売が遅れている。多分 P-7000 シリーズの末期でベスト盤が発売されていた（JLP_25 : LP-7544 : 66.8新）関係だと思われる。

　「急がば廻れ」 は疑似ステレオ。

　LLS-80513には、神西俊郎氏によるライナーが添付されている。